妻に『読んでみて』と手渡され、「これは、もっと家事を手伝えということか?」と思いながら読み始めたが、
読んでみると、思わず「わかるわかる」とうなずいてしまうオトコの本音が溢れていた。
可愛い子供ともっと関わりたい、と思う一方、会社での立場や周りの目を気にするオトコ。
せっかくの機会なので、思い切って育児休暇を取得して、主夫さながら子育てするオトコ。
この本には、さまざまな「オトコ」が登場するが、共通するのは、
可愛い子供と頑張る妻の為に、少しでも子育てする時間をつくって楽しもうとする気持ち。
責任ある立場で結果をもとめられつつ、それでも悪戦苦闘しながら、
努力と工夫によって自分なりのワークライフバランスを保つオトコのリアルが描かれている。
ありがちな教科書的なアプローチや、ともすれば説教がましくなりがちなテーマの中で、
数々の事例を通じて得られる気づきや感動に溢れた内容に、心温まった。
長い仕事生活に比して、子供が小さく可愛さと手間に溢れるのはほんの一瞬。
そのかけがえのない時間の大切さと、それを手に入れる勇気を教えてくれる本。
子供を授かった時には、少しの期間でも育休をとろうかと考える今日この頃。