この本を初めて読んだ時は、昔のライトノベルのようなものかと軽視していました。しかし、最初の犠牲者が予想外
の人物で、さらには不戦の約定が解かれた事も知らずに次々に仲間が倒れていく展開には度肝を抜かれました。
物語の最初からお約束のフェアバトルなるものを見事に無視するのはさすが山田風太郎だと思いました。
型破りのストーリも一流ながら、物語の中で一番面白いのはやはりそれぞれが使う想像を絶した忍法勝負です。
ある者は絶体絶命の場から逆転し、ある者は予想外の忍術に倒され、さらにある者は最強と思っていた忍術が敵の忍者と相性が悪いために
倒れてしまう・・と読んでいる自分が『あの時彼がこうしていれば・・・』と思わずにはいられなくなります。おもしろいのはその忍術全て医学的に解明なんかしてます(笑)。
今はマンガやアニメにもなっていますが、これらもかなりうまく
再現、アレンジがされているのでこちらも是非おすすめします。
映画は・・・・・・・この世界観が好きな方は見ないほうが・・・