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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
こんな名作が過去にっ・・・・・!,
By まいのり (山口 大島) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(1) (講談社文庫) (文庫)
この本を初めて読んだ時は、昔のライトノベルのようなものかと軽視していました。しかし、最初の犠牲者が予想外の人物で、さらには不戦の約定が解かれた事も知らずに次々に仲間が倒れていく展開には度肝を抜かれました。 物語の最初からお約束のフェアバトルなるものを見事に無視するのはさすが山田風太郎だと思いました。 型破りのストーリも一流ながら、物語の中で一番面白いのはやはりそれぞれが使う想像を絶した忍法勝負です。 ある者は絶体絶命の場から逆転し、ある者は予想外の忍術に倒され、さらにある者は最強と思っていた忍術が敵の忍者と相性が悪いために 倒れてしまう・・と読んでいる自分が『あの時彼がこうしていれば・・・』と思わずにはいられなくなります。おもしろいのはその忍術全て医学的に解明なんかしてます(笑)。 今はマンガやアニメにもなっていますが、これらもかなりうまく 再現、アレンジがされているのでこちらも是非おすすめします。 映画は・・・・・・・この世界観が好きな方は見ないほうが・・・
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
50年近く経ってもなお、輝きを失わない傑作,
By
レビュー対象商品: 甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(1) (講談社文庫) (文庫)
最近、コミック化され、アニメ化され、更には映画化もされるなど、再評価されている作品ですが、初めて世に発表されてから実に50年近くたっているのです。にもかかわらず、今読んでみても全く古さを感じさせない、真の意味でのエポックメイキングな作品だと思います。この作品は忍者が2つのチームに分かれて闘うという構図なのですが、これは、現在でもコミックやアニメでもてはやされている、チームバトル物(ドラゴンボール、幽遊白書、烈火の炎etc、)の原点といえるでしょう。また、そのバトルを支える、数々の忍法も実に独創的で、これが50年近く前にかかれた作品なのかと驚きさえ覚えます。 ストーリーも非常に軽快なテンポで進んでいきますし、その場その場の状況がありありと浮かんでくるほど表現力も巧み、キャラクターの配置も絶妙と、読んでいて退屈を感じる暇がありませんでした。 若干の現在ではタブーとされている表現や、あまり口語では使われなくなった言葉などもありますが、こういった作品なら、活字嫌いの方々でも最後まで読破できるのではないでしょうか。「バジリスク」を面白いと思った方、バトル物のコミックやアニメが好きな方、是非ご一読ください。活字の面白さに触れられるチャンスかもしれませんよ。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
救いの無い破滅的小説。,
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レビュー対象商品: 甲賀忍法帖 (角川文庫) (文庫)
忍法帖シリーズの第一作にしてAランクの作品。本作は、チーム戦のパターンに属します。 (当シリーズはチーム戦・1対チームのパターンに分類できます) 10対10の甲賀・伊賀忍群の総力戦になりますが、それほどボリュームの無い本書なので一人一殺で進行すると20人が術を披露し単調なテンポになるかと思いきや流石は著者全くの杞憂でした。 推理小説家としても奇抜な着想を以って多くの作品を残してきた著者。此処でも奇抜な忍術を創造し、そのストーリー展開も読者の予想外のかたちで常に進行するので恐らく一気に読了する事でしょう。 そして余韻の残るラストも流石。 (全シリーズに共通している事ですが、ラストには何時も泣かされます。その点本書はラストもAランク)
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