著者の金丸氏は、総務省地域力創造アドバイザー、農林水産省ブランド化支援事業プロデューサーとして活躍するジャーナリストです。全国の食の生産現場をまわって、地域活性化事業の取材やコーディネートを手がけるうちに、金丸氏は、成功する田舎の共通法則を見出しました。高齢化と財源不足に苦しむ過疎の村を、逆転の発想で「かっこいい田舎」「豊かな田舎」のモデルに導いた先駆者たちには、5つの力、すなわち
1.発見力 2.ものづくり力 3.ブランドデザイン力 4.食文化力 5.環境力
があったのです。本書のなかで著者が「いまや、新しいソフト力は、起死回生を達成した田舎にこそ学ぶ時代が来たのだといえるだろう」と述べているように、ヒト・カネのない田舎に観光客や視察団のみならず就職希望の若者が続々訪れるようになった事例には、リソース不足の組織をいかに再生させるかのヒントが隠されています。
地域活性化事業の関係者、Uターン・Iターン希望者だけでなく、新しいビジネスモデルを模索するすべての人々にとって役立つ「発想」が、必ず見つかる1冊です。
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