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田宮二郎、壮絶!―いざ帰りなん、映画黄金の刻へ
 
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田宮二郎、壮絶!―いざ帰りなん、映画黄金の刻へ [単行本]

升本 喜年
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

田宮二郎は、なぜ生き急いだのか。43年の生涯になぜ自ら幕を閉じなければならなかったのだろうか。銀幕の時代からテレビの時代へと…。共に駆け抜けた同士だからこそ書けた迫真のノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

升本 喜年
本名・のぶとし。1929年生まれ。熊本県玉名市出身。日本大学芸術学部(映画学科)、早稲田大学大学院(演劇学専攻)卒。1954年、松竹大船撮影所入社。映画プロデューサー、映画本部製作本部企画室長、テレビ部プロデューサー、松竹シナリオ研究所所長、松竹映像株式会社取締役(事業部門担当)を歴任。1989年、松竹退社。株式会社梟雄舎設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 429ページ
  • 出版社: 清流出版 (2007/07)
  • ISBN-10: 4860291727
  • ISBN-13: 978-4860291723
  • 発売日: 2007/07
  • 商品の寸法: 19 x 12.2 x 3.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 328,785位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
CSで放映された『高原へいらっしゃい』を観て、
田宮二郎に惹かれ、この本を読みました。

今更、田宮二郎について、
ネット検索以上の情報はないだろうと思っていましたが、さにあらず。

特に、前半、田宮二郎の映画スター時代は、興味深いです。

田宮二郎が全力で映画・テレビの世界を駆け抜け、
次第に病に陥っていく姿は、まさに壮絶でした。

ただ、この本については、事実誤認が多いという点などから、
現在、田宮二郎の遺族側は、認めていないという話を聞きました。

読者にとって、著作のなかの虚実を見分けることはできないことが残念です。

読み進めていくうちに惹き込まれていったという点に限り、
星5つをつけさせてもらいました。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
長年の田宮二郎ファンとしては、最近の密かな田宮さんブームは嬉しい限りです。そして、ついに田宮さんの評伝が出版されました。田宮さんについてはこれまでスキャンダラスに取り上げられがちだったので、この本についても不安がありました。でも、この本は田宮さんの名誉を傷つけるものでは全く無く、作者の田宮さんへの尊敬や愛を強く感じられるものとなっていました。映画からテレビへと移って行った時代背景と、田宮さんがその中で懸命に生きていく姿がよく描かれています。テレビ版「白い巨塔」を病気の中、夫人に支えられながら最後までやり遂げたところでは涙がこぼれてしまいました。40代、50代、60代、70代・・。もっともっと田宮さんの映画やドラマが見たかった。
・・・田宮さんの写真が全く無く、残念だったので星4つです。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
星は5をつけようか、迷った程の4・5
本のタイトル通りの、壮絶な一人の俳優・男の半生が書かれた渾身の一作。
著者は、田宮二郎を映画スター時代からよく知っている、元松竹の映画プロデューサーであり、TV局プロデューサーでもあった人。
田宮二郎という俳優がもつ魅力に、著者がいかに心酔していたかがよく理解できた。
序章の「今、なぜ田宮二郎なのか」において、「唐沢版「白い巨塔」が視聴率と言う数字において田宮二郎を超えた」というマスコミ報道に忸怩たる思いを抱き、「超えた」という言葉に残酷、悔しい、虚しさを感じ「書かずにはいられない」思いで書きあげたという。
この一節だけでも、こちらにも熱い思いがこみあげてきた。

著者と田宮の初めての出会い、大映時代、田宮が大映から離れてからの不遇な時代、TVに活躍の場を移し、「タイムショック」の司会から「白いシリーズ」で一躍TV界の大スターになり、自ら絶命するにいたるまで、実に詳細に綴られている。
映画界から干されたいきさつ、五社協定に苦しんだ時代、著者自身が「白い巨塔」のドラマ製作が念願だった事、田宮自身が「白い巨塔」をライフワークとしていた事、「華麗なる一族」主演が叶わなかった事情など、非常に興味深い逸話が多かった。
田宮の性格が几帳面で生真面目、負けず嫌いが災いし、心身ともに疲弊して病んでいく姿、最期に至るまでの経緯が実に痛々しい。
TV界の「視聴率至上主義」、視聴率という魔物に取りつかれてしまった男の悲劇であり、彼の良くも悪くも律儀な点につけこんだ男達に滅ぼされた田宮の生きざまが壮絶。
田宮の男の落とし前を、「白い巨塔」の原作者山崎豊子が「美学」と称して当時の雑誌に寄稿した一部が感動的だった。
また、著者に語った勝新太郎の言葉、太地喜和子が亡きがらに語った言葉と行動も初めて知った部分。
あの日にいたるまでの、幸子夫人の葛藤、田宮が妻に捧げた歌、夫婦間の電話のやりとり、現場にかけつけるまでの夫人の心境と現場の状況が辛かった。
映画界、TV界という過酷な世界、田宮二郎(本名・柴田吾郎)という人を知るための良書だとは思う。
他のレビュアーの方が書かれているように、遺族側の主張があるようなので、★5はあえて控えさせていただく。
欲を言えば、田宮二郎の出演作一覧、年表、写真も掲載してほしかったところ。
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