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田中正造と民衆思想の継承
 
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田中正造と民衆思想の継承 [単行本]

花崎 皋平
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

民衆思想家・前田俊彦、安里清信、貝澤正から浮き上がる田中正造像。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

花崎 皋平
1931年、東京に生まれる。哲学者。北海道小樽市在住。北海道大学教員を経て、ベトナム反戦運動、成田空港や伊達火力、泊原発などの地域住民運動、アイヌ民族の復権運動への支援連帯運動に参加する。1989年ピープルズ・プラン21世紀・国際民衆行事で世界先住民会議の運営事務局に参加。現在、「さっぽろ自由学校(遊)」、ピープルズ・プラン研究所の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 253ページ
  • 出版社: 七つ森書館 (2010/07)
  • ISBN-10: 4822810151
  • ISBN-13: 978-4822810153
  • 発売日: 2010/07
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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 足尾鉱毒事件の告発者田中正造を、改めて民衆思想家
として総合的に再評価を試みると共に、『瓢鰻亭』の主宰
者前田俊彦に沖縄の石油備蓄基地に抗する安里清信、そ
してダム建設に反対するアイヌ、貝澤正らをその水脈で
捉え直そうとするものです。この場合の民衆思想家とは、
本書では自身が「ピープルネス(一身独立の人民)」とし
て生き、「サブシステンス(自然の営みに沿う生き方)」を
尊重し、「スピリチュアリティ(霊性)」を重視する行動者を
指します。
 確かにこれまで田中正造は、彼を語りそして論じる者
の立場に引き付けられ過ぎ、一面的に捉えられることが
多かったように思います(研究史をふり返った際に出た東
海林吉郎さんの名前は懐かしかったです)。その意味では
彼を、民衆と共に生き、そして民衆から学ぼうとする民衆
思想家として捉える著者の立場は、彼自身の思いにいち
ばん近いものではないかと思いました。
 ともあれ本書は、著者が日本のこれまでの住民運動の
到達点を確かめると共に、その語り部として全うしようと
いう決意を示したものだと思いました。
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