本作については2001年に全7巻のDVD-BOXが発売されていますので(税抜き32,000円)、早速両者を比較して観ました。
1)画質はほぼ同じです。フィルムの傷などは修復されていません。
2)特典映像は、2001年版がa.パイロットフィルム、b.特撮テストフィルム、c.エンディングフィルム、d.第5話零号オープニングフィルムの4点であるのに対して、2011年版はa.のみです。しかし、特典映像の方が格段に画質がクリアなのは保管条件の違いなのでしょうか。皮肉なことです。
3)2011年版封入の解説書は全12頁ですが、うち8頁は各話のあらすじ紹介で、解説自体は1頁に過ぎません。2001年版は観音開きの簡単なライナーノーツしかありませんが、登場人物紹介、各話シナリオタイトル、初放映日、視聴率など限られたスペースにも拘らず精一杯の情報を盛り込んでいて、資料的にはこちらの方が価値有りです。
4)価格と商品のコンパクトさでは当然2011年版の方がよい。
結局のところ、2001年版をお持ちの方は敢えてもう一度買う必要がありませんし、商品のトータル・クォリティはむしろ低下していると言わざるを得ません。数年前に発売された『マグマ大使』のDVD-BOXが素晴らしい修復振りで高画質を実現していただけに今回の内容は残念です。やはりプロデューサーの熱意の差なのでしょう(『マグマ大使』のリマスターを手掛けたキングレコードのプロデューサーは相当な特撮マニアのようですから)。『光速エスパー』も綺麗な画面で観たいなあ。