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生麦事件〈下〉 (新潮文庫)
 
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生麦事件〈下〉 (新潮文庫) [文庫]

吉村 昭
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

なぜ薩摩はイギリスと講和したのか?

生麦村でのイギリス人殺傷事件から十カ月……イギリスは艦隊を鹿児島湾に派遣し戦闘の火蓋が落とされる。勝敗は明白と思われたが、艦長の戦死などイギリス軍は甚大な被害を受け、国内外の世論の批判にも晒された。一方、世界の技術力を身をもって知った薩摩藩は講和を決断するが、そこにはある目論見があった──。幕府、薩長は、「攘夷から開国へ」という歴史の潮目をどう読んだのか。

内容(「BOOK」データベースより)

生麦村でのイギリス人殺傷事件から十カ月…イギリスは艦隊を鹿児島湾に派遣し戦闘の火蓋が落とされる。勝敗は明白と思われたが、艦長の戦死などイギリス軍は甚大な被害を受け、国内外の世論の批判にも晒された。一方、世界の技術力を身をもって知った薩摩藩は講和を決断するが、そこにはある目論見があった―。幕府、薩長は、「攘夷から開国へ」という歴史の潮目をどう読んだのか。

登録情報

  • 文庫: 316ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/05)
  • ISBN-10: 4101117438
  • ISBN-13: 978-4101117430
  • 発売日: 2002/05
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:文庫
 いよいよ情勢は抜き差しならぬ事態に突き進み、薩摩や長州は諸外国との戦闘に至る。両藩ともよく戦い、日本初の近代対外戦争であるが、これは手痛い授業料となった。
 そして西欧列強の力を身をもって体感した両藩は同盟を結び、倒幕維新への道筋をつけることになる。幕末維新は波乱万丈で、一定した構図を描くのが難しいが、本書はそのたすけとなろう。また、最後にまた生麦村に場面が立ちもどるが、その描写も余韻を残す叙情的なものだ。
 
 本書の描く薩長同盟の物語は通俗的なものとの異なり、端的にいえば司馬遼太郎の「竜馬がゆく」と大きく異なるものである。結局は両筆者の歴史観・文学観の違いということだろうが、司馬史観へのアンチテーゼと見るにはうがち過ぎだろうか。
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