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生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫) 文庫 – 2010/9/25


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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「今から三時間後にあなたたちは全員死にます。ただし生き残る方法もあります、それは生贄を捧げることです」卒業を間近に控えた篠原純一が登校してみると、何故か校庭には底の見えない巨大な“穴”が設置され、教室には登校拒否だった生徒を含むクラスメイト全員が揃っていた。やがて正午になると同時に何者かから不可解なメッセージが告げられる。最初はイタズラだと思っていた篠原たちだが、最初の“犠牲者”が出たことにより、それは紛れもない事実であると知り…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

土橋/真二郎
『扉の外』で第13回電撃小説大賞“金賞”を受賞し作家デビュー。極限状態に置かれた登場人物たちのリアルな心理描写に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 342ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2010/9/25)
  • ISBN-10: 4048689320
  • ISBN-13: 978-4048689328
  • 発売日: 2010/9/25
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー

15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 タカオ 投稿日 2012/12/9
形式: 文庫
この作者の作品は、他の作品も読んだことがあるが、閉ざされた環境の中で過酷なルールが設けられ、人間の内面の汚いところが露骨に表現されているところに驚かされる。それも、本人が意図的に行っている汚さと、無意識にやっている汚さなどがたくさん出てくる。そこが面白い。

この作品もそういう表現や設定が面白い。

しかし、気に入らない点としては、主人公が、多くの人を引き付ける人間性ではなさそうなのに、クラスや学年で目立つタイプの女子達が寄ってくる。
また、主人公の仲間内だけが計算高く、それに比べ他の一般生徒達は思考停止しているのかと思うほど何もしない。
1学年いるんだから主人公の仲間内以外にだってもっと行動的な奴がいないのはおかしい。
死ぬか生きるかの危機的状況で、主人公の仲間以外の生徒はほとんど全員泣いてるかおびえてるかで何もしないで時間が過ぎていくって、そんなわけないだろう。

あと、これは自分の読解力が無いだけかもしれないけど、ラストもあまり意味がわからなかった。
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 prr 投稿日 2012/8/27
形式: 文庫
最後まで読んだ者です
話の展開や感情の変化は目をみはるものがありました

しかし話がご都合すぎました
主人公補正が強く「運が良い」程度で済ませてます
また言動や態度にイライラしました

何よりもラストです
あくまで個人的にですが、物語における話の導入と結末の2つはとても大切だと思います
それで作品全体の印象が決まるからです
導入は良かったです、その後も中巻までスムーズに進みました

でも結末は最悪で
不明瞭ですごくモヤモヤする終わり方
「え!?ほんとにこれで終わり!??今まで読んだのって一体・・・」みたいな
大衆受けの良い明らかなハッピーエンドで終わらせたりはしませんでしたが・・・。
良い言い方をすれば、想像を掻き立てられる終わり方なのかな?(苦笑)
「この結末が好き」みたいな人をちらほら見かけますが、やっぱり理解できないです・・・。

ここが良かった、悪かったを抜いても
最終的に読み終わった素直な感想が「気分が悪い」なので星1です
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22 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 からあげ 投稿日 2011/5/8
形式: 文庫
卒業を間近に控えた320人の生徒を対象に学校を舞台にした生贄がテーマの死のゲームが突如始まる。
という設定はいいんですが、主人公の篠原純一という生徒の言動、行動、思考、すべてにイライラや不満が生じます。
キャラクター設定が突飛なので共感できず、論理的な思考でもないので理解もできません。
主人公がこれでは物語に入り込めないので一冊を読むのにすごく時間がかかりました。

上中下の上巻という事と、次の巻への引きが良かった事、そして下巻でイライラや不満を全部吹き飛ばしてくれるような
ラストに期待して星は二つです。
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11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 Amazon Customer 投稿日 2012/6/11
形式: 文庫 Amazonで購入
上巻はamazonで購入したが、中、下巻は店舗で購入したため、評価はこちらに。

初めて物語中にゲーム理論を持ち込んだ作品は、
魔法の国ザンスの9巻だった。これの出版が1986年。
もはや古典的とも言えるゲーム理論のストーリーへの導入は
パクリとは言わないが、うまくいっているとはとても言えなかった。
25年前のお話と同レベル。

そもそも、この類の限定的な環境における命のやり取り軸にした物語は、
ルール外の行為がいかにして阻止されるかを説明しないと、
キャラクターの行動にリアリティが無くなってしまう。
読者が想定する脱出方法は早めに潰していただきたかった。

学生だから限界があるという言い訳もあるかもしれないが、
登場人物で一番賢いと言われる人間でさえ、ルール内での行動最適化にしか
興味が無いあたり、非常に残念な話になっている。

また、作者の「学校」や「国家」、「戦争」に関する認識は大変幼く、
作中に何度も出してくるには少々くどい。

全体的には山田悠介よりはマシだが、それだけだった。
20歳ぐらいまでの人は読んでもいいかも。
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