オールカラーの生薬満載+しょうもないcolumnというかトリビア付きでこの価格はすごい。
ゲームの攻略本でもなきゃ、今時このクオリティはありませぬ。
どうやら薬剤師の卵の学生さん用のようですが、面白いです。はい。
拙者が日ごろお世話になっている麦門冬とはジャノヒゲの栄養根っこなんか?!
半夏ってカラスビシャクの塊茎部やったんか!?
など、知らなかったこと満載で畑の雑草がぬきにくいったらありゃしない(笑)
何がいいって、どこから読み始めてもいいこの手の本は、毎晩眠る寸前まで読むのにとーてもよいです。よくTVをつけっぱなしで寝る御仁がいますが、あれの本版。
広辞苑でこれをやると手指がステディズ・ナイト・シンドロームになる危険がありますが、本書程度の厚さなら安全です。
こうしていらん知識の宝庫ができあがるわけですが、ハーブでこの種の本ないのかなぁ。
与太は置いといて、学名が乗っていることと、読み方が乗っているのがとても助かります。
原著が英米のハーブ図鑑には、結構のっているのですが、流石に、いわゆる和漢薬やアーユルヴェーダなんかに出てくる植物まではなかなか記載されていないのが現実。
記載されていても、学名は単純なラテン語ではなく癖のある読み方をするものがあり、読み方がわからん、間違えた、ってなこともシバシバ。
なんで学名が必要か?
種や苗を購入するとき、正しく一意に決まるものを購入したいから。
俗称が一緒の全く異なる種や、翻訳した時に間違って混同して伝わっているものが結構あるし、昨今ではさもご利益がありそうな園芸用品種の商標なども加わってややこしいったらありゃしない。
一番典型的な例はマリーゴールド。
ポットマリーゴールド(カレンデュラ)とフレンチマリーゴールド(クジャクソウ)は、同じキク科ではあるが、シバシバ取り扱い店や酷い場合にはハーブの書籍などでも混同して扱われたり、フレンチマリーゴールドの絵を描いたマリーゴールド配合のオーガニック化粧品が販売されていたり(顔に線虫が繁殖しているのか?!)爆笑ネタにはことかかない。
ちなみに最近某園芸店で「カレンデュラありますか?」といったら店員に「なんですか??」と聞き返されたので、「ポットマリーゴールドです」といったら、ポットに植えられたフレンチマリーゴールドの苗売り場に案内された。
こういうアホな時間を失くすには、ネットで一意に決まる注文をするしかないんだが、それにはやっぱり学名が必要になるの。とほほ