レビュ−の評価が割れてますね.
あくまで専門職が生理学を学ぶための入門書なので,入門に達していない方は最低限の高校レベルの生物,化学の知識がない場合は予め
補完されてから読まれるといいと思います.
高校理科の解説がないのは当たり前,あれば親切というもの.なぜなら本書は生理学のテキストだからです.
さて,一般生理学のテキストは沢山ありますが,本書は初心者の入門書として最適の一冊です.
植物機能,動物機能の古典的な知識を平易に飛躍なく説明しています.
時折,臨床的な記述,生理機能の破綻として病気を捉えるヒントとなるような知識が欄外に書いてあります.
本書の内容に習熟すればコメディカルの学生としての生理学の基本はマスターしたこととなり,PT/OTの国家試験にも十分対応できます.
各章のはじめに,セクションのまとめ/予告が箇条書きになっていますが,この内容をふむふむと理解でき,説明できるように
本分を読むようにするといいかもしれません.
あとは,個人の必要性や専門,モチベーションに応じてガイトン生理学,ギャノング生理学,標準生理学など,もしくは臓器別/システム別の
テキストに進まれるといいと思います.