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生物多様性とは何か (岩波新書) 新書 – 2010/6/19


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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

クロマグロの大量消費は何が問題なのか?人類を養う絶妙な生物ネットワークの破壊が進んでおり、生物多様性条約もその歯止めになっていない。今なすべきことは何なのか。世界で最も多様性に富み、脅威にさらされているホットスポットの現状と、保全のための新しい仕組みをレポートし、人間と自然との関係修復を訴える。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井田/徹治
1959年12月、東京生まれ。1983年、東京大学文学部卒、共同通信社に入社。つくば通信部などを経て1991年、本社科学部記者。2001年から2004年まで、ワシントン支局特派員(科学担当)。現在、科学部編集委員。環境と開発の問題を長く取材、気候変動枠組み条約締約国会議、ワシントン条約締約国会議、環境・開発サミット、国際捕鯨委員会総会など多くの国際会議も取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2010/6/19)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4004312574
  • ISBN-13: 978-4004312574
  • 発売日: 2010/6/19
  • 商品パッケージの寸法: 18 x 11.1 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 167,665位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー

20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 放蕩息子 VINE メンバー 投稿日 2010/6/27
形式: 新書
生物多様性を扱う類書の多くが「生態系とは何か」という生態学的な説明に注力するのに対して、本書の最大の特徴は、そうした解説を飛び越えていきなり、「生態系サービスの経済的価値」から話を始めるところにある。ところが、そもそも生き物への関心が薄く、最近になってようやく「生物多様性」という言葉を知ったような人たちには、生態学的な解説などは、むしろ退屈な“お勉強”に過ぎないのである。それよりも、生物多様性と経済との関係や、生態系と人間社会との関係を中心に論じていく本書こそ、「なぜ生物多様性保全が必要なのか?」という彼らの素朴な疑問に答えるものであり、今まで関心のなかった人にとって最も「腑に落ちる」回答を与えてくれるものだろう。

そしてそれは逆に、今まで「生物多様性の大切さが理解されない。」と嘆いていた「生き物好き・自然好き」の人々にとっても、周囲の“一般人”との間に会話を繋ぐ架け橋になるはずだ。生物多様性保全を一部の専門家や愛好家たちの関心事に終わらせることなく、我々の社会が全員で取り組むべきテーマとして浸透させていくためには、本書のような存在が絶対に必要なのである。

本書は是非、「生物多様性なんか自分には関係ない。」と思い込んでいるビジネスマン諸氏にこそ、読んでいただきたい。本書を読めば、生物多様性や生態系サービスの維持・保全こそが、実はCO2削減
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ttttt 投稿日 2010/7/21
形式: 新書
エコブームの影でないがしろにされ続けている、生物多様性の減少。我々の社会が抱える深刻な問題の一つである。

本書は豊富なグラフと読み易い文章で取っ付き易く、世界的な規模で進む生態系破壊の概観と各国でのレポートが含まれており、入門書としても最適。
日本の消費者や企業が与えている環境負荷についても言及しており、多くの人に手にとって欲しい内容。この手の話を少しは勉強してきたつもりだったが、最新のデータや各国の事例など、知らない事が多くて驚いた。

確かに他の方が指摘しているよう、海洋資源の現状はは未だ解明されておらず、温暖化問題に関しては疑問の声が上がっている。だが、その事で本書が投げかけている議論の重要性は少しも損なわれていない様に思う。
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 革命人士 トップ500レビュアー 投稿日 2010/7/24
形式: 新書
試算ではあるが、人間の生み出す富の1.8倍もの価値を生態系は毎年創造している。農作物の3〜7割は受粉に頼っているほか、魚などの食料、木材などの原材料、汚水や廃棄物の浄化など環境機能、貯水や洪水の調節などの防災機能など…生態系なしに人間生活はありえない。精密な生態系が人間によって崩されつつある、というのはよく知られているが、著者はそれを、地球誕生以来数十億年かけて築き上げた金を生むシステムを人間は利子だけでなく元本にまで手をつけ、システムを食いつぶしつつある、と表現する。それは言うまでもない、マングローブ林や草原、森林を農地などに開発することだ。一見儲かりそうに見えるが、マングローブ林から30年で得られる利益は、エビ養殖場にする場合の3.6倍になるという。二酸化炭素吸収や洪水防止などすぐ金にならないが、マングローブには大きな価値がある。種であれ、地域であれ一つ一つは消えても大きな影響はないように見えるが、ジェンガのように、ある時どかんとツケを払わされる可能性は高いことをインドやイエローストーンの事例を引いて訴える。

後半では、世界中の生物多様性が顕著な地域の生態系縮小の現状を報告している。マダガスカル、ニューカレドニア、メコン流域など、多くが発展途上の地域であり、目先の経済発展が環境保護に優先した結果、種の絶滅、漁業資源の減少などの問題が起こっているという。
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投稿者 Gori トップ100レビュアーVINE メンバー 投稿日 2010/10/12
形式: 新書
生物多様性は大事だと言うが、どうして多様性があることが必要なのだろうか。ネットで調べてみても、
今一つ納得できないのでそのものズバリのタイトルの本書を見つけて買ってみた。
先ず生態系が維持されていると、我々人間に様々なサービスを与えてくれると書いてある。
突然,生物多様性(Biodiversity)という言葉が生態系(Ecosystem)という言葉に変わっていて、
英語では全く違う言葉なのにおかしいと思いつつよく区別がつかないのでかまわず読み進む
生態系が維持されていると、生物(動物・昆虫・植物・細菌・ウイルス)は、種子の散布,受粉腐肉の処理,害虫の捕食に役立ち、
食料や,淡水や木材や繊維や燃料や酸素を供給し、気候や、洪水や疾病の調節に寄与し,美しさや癒しを与えてくれるのだそうだ。
生態系のバランスを崩さないためには,有害な細菌や,マラリアを媒介する蚊も,絶滅させてはいけないのだろうか。
生類憐れみの令が必要なのだろうか。

なるほどそうだが、生物の多様性が減るとなぜこんなふうになるのだろう。
これは生態系の話だとしても,地球40億年の歴史の中で生態系は劇的に変わってゆくという歴史ではなかったのか。
ここも今ひとつわからない。

日本メダカが全
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