千葉県知事だった堂本暁子さんの、生物多様性への思いが詰まった一冊です。
「生物多様性」という言葉は、COP10が名古屋で開催された昨年ぐらいからようかく一般的にも目にするようになりましたが、
堂本さんと生物多様性との出会いは、国会議員時代の1990年ごろということですから、驚きです。
以来20年以上、なんとか生物多様性への取り組みを進めようと、国際的にも国内的にも努力されてきました。
生物学者ではない堂本さんが、政治家として、真剣に状況を理解し、様々な人と協力し進んで来た道のりが、本書に描かれています。
なかなか一般の人に分かってもらえない分野で、ずっと自分の考えを発信し続けた堂本さんの信念とエネルギーは、とても凄いと思います。
大きくて難しい問題であっても、むしろそれだからこそ、向き合ってきた堂本さんの能力と行動力に敬意を感じました。