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生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
 
 

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書) (新書)

福岡 伸一 (著)
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内容説明

生命とは何か? 生命科学最大の謎に迫る!生物も無生物も、原子から成り立っている。しかし我々は瞬時にその違いを見抜く。いったい何が両者を分かつのか? ミステリー仕立てで読ませる分子生物学入門!

内容(「BOOK」データベースより)

生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。

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251 人中、188人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 「生物と無生物のあいだ」についての深い考察は無い, 2007/8/1
著者は分子生物学者です。分子生物学の視点から述べているということを念頭に置いておく必要があります。

一言で言うなら、著者は、「生命とは動的平衡である」と定義しています。
それを、「生命とは自己複製を行うシステムである」という著者とは別のひとつの定義に対抗するものとして、提示しています。
よって、「ウィルスは自己複製を行うが、生物ではない」と本書の最初の方で言っています。

ここで言う「動的平衡」とは、生物も当然分子レベルでのパーツの構成物ですが、その分子レベルでみれば、絶えず分子は入れ替わっている(食べたものが吸収されて生物の構成物となり、排泄等により生物の対外へ出て行く)という意味で「動的」であり、同時に「動的」でありながら、常にある個体としての生物を形作り、その中でその個体を生かすために協働している秩序のある状態という意味で「平衡(均衡)」ということです。
(著者は分子生物学の方ですから、分子的に動的平衡という事ですね)

簡単に言えば、帯に書いてある「生命とはなにか?」という問いに合う部分はこれだけです。
また、この主張自体は大昔にされているものです。

本書の他の部分は、
3分の1くらいは著者の叙情的な追想といったものです。
残りの3分の2は、著者の研究に関連してくる部分での分子生物学の歴史、といったものです。
DNAの話など、高校の生物レベルの内容+裏話で本書のかなりの部分が割かれてしまっています。本書を手に取る多くの人が既知の内容だと思うので、寧ろなかなか本題(生命とは何か?)に入らない感じでイライラすることでしょう。
周囲の風景描写や著者の知人などについての記述も、本書を手に取る人の目的に合わず、読み飛ばしたくなると思います。

著者自身に興味があるか、または、分子生物学にまつわるエピソードを読みたい方には良いと思います。
しかし、生物・無生物についての理系的な深い分析を期待される方には物足りないでしょう。
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91 人中、67人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 話が中途半端, 2007/11/22
By ヒデボン (奈良県奈良市) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
 螺旋形をしているDNAの構造発見過程の人間関係等の紆余曲折辺りまでは、面白かったが、章を追うごとにそれぞれの論点が生物・無生物とどういう係わりを持ってくるのか、生物と無生物の差はどこにあるのか、だんだんずれてきている。
 プロットの進め方はサイモン・シンの手法によく似ている、というより彼をパクっている。しかし、完全にパクりきれていないから、話がすべて中途半端なままに終わってしまっている。
一応最後まで読んだが、読後感が悪く、いっこうに内容が残っていないのだ。「科学者にしては文章が旨い」「余りにも面白くて、ページを繰る手がもどかしい」云々の賛辞が腰巻を飾るが、茂木、ばなな、最相、みんな最後まで読んでいるんだろうか。
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68 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 日本の知的水準はどこまでおちるのか。, 2008/8/1
By ある研究者 (アメリカ合衆国シカゴ) - レビューをすべて見る
書評やここでの評価が高かったので買ってってみたが、なぜ評価されるのかが皆目検討がつかない。高校で生物を学ばなかった人向けの解説書としても、疑問だ。文章も独りよがりでサムい。書名と内容にほとんど対応が見られないし、どうでもいい著者の自分語りが非常に目障りだ。また、進化論への言及などはとても科学者のものとは思えない個人的意見の開帳のみであり、関連文献への無理解、及びそのことに臆さない筆者の科学者としての倫理さえも問われるほどの内容である。

このような本が高く評価されベストセラーとなることが、日本の平均的読者層の知的水準と無関係であることを祈りたい。国家の品格と同じく真面目に批判するのもばかばかしくなるほどであるが、好意的な書評を見るたびに背筋が凍る思いがするので、レビューを書いてみました。
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投稿日: 2か月前 投稿者: happyfun120

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投稿日: 2か月前

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