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しかし宮本の鬼才の全てを叩き込んだ「生活」は、誰もが持つ心の弱さや不安、後悔の感情を見事に抉り出し、増幅させる。聞き流すといった安易なスタンスを許さず、正面から対峙し宮本の一言一言を聞き手自身の苦悩として聞くことを強要する。
多くの人がエレカシから距離をおく理由の一つが不快感を感じるということだが、この不快感は触れられたくない自分の暗部をさらけ出されるからであり、「生活」はその究極の作品。!
しかし、ただ不快なだけでなく、それぞれの曲の音楽性は非常に高く、表現力・歌唱力・情景描写は素晴らしい。中でも「月の夜」は、はかなく美しい月光の情景と世捨て人の悲しい心理情景が見事に表現され、エレカシ最高傑作の一つだと思う。
誰にでも勧められる一枚ではない。自分の人生と対峙したいと感じた時が、「生活」を聴く時だと思う。
このアルバムからギターを始めた宮本の下手な演奏が
ボーカルと一緒に大きな音で録音されていて、
バックの音はやや小さめ。上手いのに。
個人的にはエレカシの最高傑作だと思います。
曲は正直そんなによく作られているとは思いませんが、
聞き手に訴えるとんでもない力をこのアルバムはもっています。
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