衣、食、住、災害や防犯対策まで、「自立」した生活をしていくうえでの知恵が満載である。 イラスト満載で難しい漢字にはルビが振られ、一応は、「自立」を目指す中高生向けのようだが、これからひとり暮らしを始める新大学生・新社会人や、社会的にはすでに「自立」しているはずだが、生活より仕事優先の大人達にもぜひ勧めたくなる。 この本は、単に生活の技術を紹介するだけではなく、それが「なぜ」必要なのか、とか、それが「どう」役立つのか、ということが、たいへん簡潔かつ的確に書かれているのがポイント高い。 例えば、「あくぬき」をするわけ、洗剤の使い分けの理由など、ふだん当たり前と思ってやっていたことに、それぞれ理由があるというのは、私にとっては目からウロコで、日ごろの生活をもう一度見直す契機になった。 本書は、人任せではない、快適な暮らしをつかみたい人にとっての、押し付けではないHow to本となるだろう。