産経新聞大阪社会部が1年半以上の長期にわたって連載した「生活保護」を取り扱った記事をまとめたもの。
「生活保護」をテーマにした書籍と言えば、いわゆる「水際作戦」と言われる生活保護を抑制する行政バッシングをするものか、不正受給を行う受給者バッシングをするものが大半である中、行政、ケースワーカー、支援者、受給者、あらゆる角度から「生活保護」を見た実に正直な報道に徹した姿勢は褒められて良い。
どんな立場の人が読んでも、生活保護というものに一切の感心がない人が読んだとしても「何かを感じる」ことができる一冊。
安易に「何か」を主張するのではなく、「何か」を写しだそうとした……
元ケースワーカーのウチとしては是非読んで欲しい一冊なんですよ。