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生活保護が危ない~最後のセーフティーネットはいま~ (扶桑社新書 33)
 
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生活保護が危ない~最後のセーフティーネットはいま~ (扶桑社新書 33) [新書]

産経新聞大阪社会部
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

この国の貧困と社会不安はついにここまできてしまった!
給料や年金が下がり続ける中、最後のセーフティーネットである生活保護制度は限界をむかえようとしている。
あらゆる社会矛盾に晒されている生活保護を巡る実態を探る。

内容(「BOOK」データベースより)

「普通に暮らしていきたい」と思っていても、リストラや病など、ほんのわずかな偶然が重なれば、いつ貧困に陥ってもおかしくはない。貧困が身近になりつつある現在、もはや生活保護をめぐる問題は他人事ではない。あらゆる社会矛盾が、最後のセーフティーネットに雪崩をうって流れ込み始めたいま、雇用や年金も含めた抜本的な対策を打ち出せなければ、最後のセーフティーネットさえ守れなくなる…。

登録情報

  • 新書: 257ページ
  • 出版社: 扶桑社 (2008/8/29)
  • ISBN-10: 4594057454
  • ISBN-13: 978-4594057459
  • 発売日: 2008/8/29
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
正直な報道 2008/9/7
By があ トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 産経新聞大阪社会部が1年半以上の長期にわたって連載した「生活保護」を取り扱った記事をまとめたもの。

 「生活保護」をテーマにした書籍と言えば、いわゆる「水際作戦」と言われる生活保護を抑制する行政バッシングをするものか、不正受給を行う受給者バッシングをするものが大半である中、行政、ケースワーカー、支援者、受給者、あらゆる角度から「生活保護」を見た実に正直な報道に徹した姿勢は褒められて良い。

 どんな立場の人が読んでも、生活保護というものに一切の感心がない人が読んだとしても「何かを感じる」ことができる一冊。
 安易に「何か」を主張するのではなく、「何か」を写しだそうとした……

 元ケースワーカーのウチとしては是非読んで欲しい一冊なんですよ。
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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By teabook
形式:新書
「働いても報われない」この言葉ににすべての原因が凝縮されている。
40年以上まじめに働き、年金を納めてきた人が受給できる国民年金は、月に6万数千円。
その一方で、生活保護の受給額は高齢者単身世帯でも国民年金額を上回っている。
つまり、まじめに働き年金を納めた人よりも、年金を納めず、あげく生活保護となった人の方が、受給額が多いという矛盾がある。
ほかにも、保護を申請する際のハードルの高さのため、本当に保護が必要な人になかなか支給されない問題。
また、一度生活保護を受けると、受給額が減額されることを嫌って働かなくなる事例など、生活保護の問題点が数多く紹介されている。

本書では、法律そのものが時代にそぐわず、生活保護制度自体が破綻しかかっている実態を浮き彫りにしている。
格差社会のいま、フリーター、派遣労働などで働く若者の多くは、年金を納めていない。
彼らが、年金受給世代となったとき、現状の生活保護制度では対応しきれないことは明らかだ。
高齢化社会に突入した今日、年金問題とあわせて社会福祉制度の抜本的改革を行わないと、日本の福祉の将来が危ういということを、本書では警鐘している。
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
生活保護に関する議論を、幅広い視点から検討した良書である。この本にもあるように、生活保護制度はいま曲がり角に来ている。そして、北九州市に見られたような「水際作戦」を批判する視点と、生活保護を利用する人に対するパッシング的な見方の両方が入り混じっているのが、今の生活保護議論のありようだ。この本は両方の視点を膨らませるために、年金額の低さの問題を指摘し、年金額と生活保護基準額との差を指摘したり、生活保護を利用しながら孤独にあえいだり、介護に苦しむ人々、ホームレスから自立しようと必死な人々、そうした人々を支えようとする援助者の姿を真摯に映し出している。
実は、この本を読んで、私が感じたのは、生活保護問題というより、日本社会の貧困さそのものだ。この本に繰り返し出てくる大阪市西成区の様相は、日本社会全体がまもなく直面する貧困ニホンの姿なのではないだろうか。
もし、この本に注文をつけるとしたら、二つ指摘できるような気がする。ひとつは、厚生労働省は、生活保護の問題を含めたこうした貧困問題をどのように解決しようとしているのかまったく見えてこなかったこと。また、この本のなかでも繰り返し指摘されているような、働くモティベーションを維持しながら、生活保護を最後のセーフティネットとして活用するための方法を提言して欲しいと思った。
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