一言でいって、行政への信頼を失墜させる現実に驚かされたという感じです。取材も、よくやっておられると思います。私も、生活保護や暮らしなどについて相談を受けるのですが、保護申請について市と厳しいやり取りを経験してきましたから、申請にはハードルが高いということを実感しています。一方では、安易な選択ではなく、やれるところまでやっていくこともすすめています。
しかし、これほどまでに申請拒否をされると、被保護者にとってはかえって気力が失せてくるのではないかと痛感しました。
また、行政は申請主義に基づいて事業を行いますが、生活保護について急迫している場合は、行政の責務として対応しなければならないという点は、参考になりました。
福祉活動をされている方などは、現実を知るとともに対応を余儀なくされる上で、読んでおくことをお薦めしたい書です。