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生殖の政治学―フェミニズムとバース・コントロール (歴史のフロンティア)
 
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生殖の政治学―フェミニズムとバース・コントロール (歴史のフロンティア) [単行本]

荻野 美穂
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

産む、産まない、産ませないを決めるのは誰か。イギリスとアメリカで展開されたバース・コントロール運動の苦闘の歴史を、フェミニズムや優生学を軸に考える。

内容(「BOOK」データベースより)

現代人にとっては、あまりにも当たり前のことになってしまった避妊。それはいつ、なぜ、どのようにしてはじまったのでしょう。生殖をコントロールするのが「正しい」ことになってゆく過程で、私たちはなにを失い、なにを得たのでしょう。これは、産む、産まないをめぐる熱い闘いについての「歴史」であると同時に、「いま」の私たちの位置についても考えるための本です。

登録情報

  • 単行本: 287ページ
  • 出版社: 山川出版社 (1994/12)
  • ISBN-10: 4634480603
  • ISBN-13: 978-4634480605
  • 発売日: 1994/12
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
実に面白かった。
ありがちな思い込みに、偏ることなく、19,20世紀において、避妊をめぐる社会的論争が描かれている。
しかしながら、避妊が女性の自己決定権としてではなく、優生思想と結びつくことで、社会的に許容されていくという史実は、実におそろしい。

現代日本でも、有能な女性であるキャリアウーマンへは、子供を産み易い環境をなどといいつつ、コギャルたちには、セックスするなという議論は、優生思想が無意識にながれているのかもしれない。

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By Makoto Ichikawa トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 18世紀末に発表されたマルサスの「人口論」は現在も影響を与えています。「生殖の政治学」は女性解放運動と産児調整について、サンガー、ストープスらの活動家の話を中心にまとめられた本。避妊・堕胎は宗教・倫理とも関係する現在での問題であり、また、第3章の「科学の旗のもとに」で記述される優生学も同様です。人口問題の別の側面を学ぶのによい本です。
 日本では昭和23年に施行の「優生保護法」が、優生学的な条項を削除されて「母体保護法」として改称されて平成8年に施行されましたが、この国の人権意識の遅れを証明するようでやりきれない気持ちがします。
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