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結婚をしてしまったら、自分ばかり好き勝手なことをするわけにはいかない。奥さんをいたわることを考えたり、子供と一緒に遊んで上げる時間をとったりと体力も気力もいる。そうしているうちに、好きなことが離れていってしまう。器用に仕事と趣味を両立できないからと、はやいうちから一人で生きていくとを決めてしまったという。自分のことをよく知っていて、さらに他人への思いやりがなければこのような決断をするのは難しい。
人間の孤独を正面から受け止めることや、死を見つめながら、今日という日を人生最後の日だと思って精一杯生きる。そういった、ブラウン管からのあの笑顔からは想像できない淀川さんの一面を垣間見ることができる。
美しく年齢を重ねるということに非常な憧れを抱かせる本だと思う。
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