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生死半半
  

生死半半 [単行本]

淀川 長治
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

明日、死ぬ。本気でそう考えた瞬間から人生は輝く。八十六歳の著者が毎日直面する生きる歓喜と臨終の時。これ以上の孤独も贅沢もない、死ぬための哲学。

内容(「MARC」データベースより)

楽しい映画にも上演終了が必ず来るように、人生にもいつかは終りが来る。リバイバルのあり得ない人生をどう生き、どう死ぬか。死と、老いと、遺言についての短いエッセイを集めたもの。*

登録情報

  • 単行本: 218ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (1995/09)
  • ISBN-10: 4877280715
  • ISBN-13: 978-4877280710
  • 発売日: 1995/09
  • 商品の寸法: 18.2 x 11.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 836,739位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
淀川さんは、生涯を独身で通し、人生の伴侶には映画を選んだ。この本は彼が86歳の時に執筆したもので彼の「死」や「生」に対する考えが綴られている。いくら映画が好きでも日常生活のパートナーがいなければ寂しいのではないか。私はそう思ったが、本を読み進むうちに、こんな考え方もあるのかと納得した。高齢化社会の中で、長年連れ添った夫婦のどちらか一方が先に旅立ってしまう。そういう場面があちらこちらで見られるようになった。一人で死ぬというのはごく当たり前のことなのに、実際、我が身にそれがふりかかってくると、かつてない大事件が起こったように感じ、絶望の淵に立たされる。それを淀川さんは自分一人が孤独なのではないし、みんなも孤独なのだと考える。肝心なのは、亡くなった人のためにも、自分がしっかりと生きていく姿を見せることなのだという。
 淀川さんは都心のホテルで一人住まいをしていた。高齢になってから一人でいるというのは想像するだけで、静寂が漂ってきそうだが、彼にはそんなことを考えてくよくよしている暇はない。良い仕事をするのに懸命だからだ。

 結婚をしてしまったら、自分ばかり好き勝手なことをするわけにはいかない。奥さんをいたわることを考えたり、子供と一緒に遊んで上げる時間をとったりと体力も気力もいる。そうしているうちに、好きなことが離れていってしまう。器用に仕事と趣味を両立できないからと、はやいうちから一人で生きていくとを決めてしまったという。自分のことをよく知っていて、さらに他人への思いやりがなければこのような決断をするのは難しい。
 人間の孤独を正面から受け止めることや、死を見つめながら、今日という日を人生最後の日だと思って精一杯生きる。そういった、ブラウン管からのあの笑顔からは想像できない淀川さんの一面を垣間見ることができる。

 美しく年齢を重ねるということに非常な憧れを抱かせる本だと思う。

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形式:文庫
淀川さんは、生涯を独身で通し、人生の伴侶には映画を選んだ。この本は彼が86歳の時に執筆したもので彼の「死」や「生」に対する考えが綴られている。いくら映画が好きでも日常生活のパートナーがいなければ寂しいのではないか。私はそう思ったが、本を読み進むうちに、こんな考え方もあるのかと納得した。高齢化社会の中で、長年連れ添った夫婦のどちらか一方が先に旅立ってしまう。そういう場面があちらこちらで見られるようになった。一人で死ぬというのはごく当たり前のことなのに、実際、我が身にそれがふりかかってくると、かつてない大事件が起こったように感じ、絶望の淵に立たされる。それを淀川さんは自分一人が孤独なのではないし、みんなも孤独なのだと考える。肝心なのは、亡くなった人のためにも、自分がしっかりと生きていく姿を見せることなのだという。
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