日本の生態学会のレベルを良くも悪くも再認識しました。
大勢の著者が書いているために、前後のつながりがなく、取り上げられているトピックの配列に必然性・合理性が感じられない。この構成がベストなのか謎です。どこから読み始めてもよい、とも言えますが。
しかしテキストとしては大変安く、扱われている内容も幅広く偏りがないこと、最後に付録としてある生態学のあゆみ、は生態学の流れを展望するのにとてもよい助けになること、、から評価します。
しかし、大学生が本書を買うのはムダと想いませんが、大学院生なら、本書で扱われている研究例は概して古いし数も少ないので、本書を買うよりは、2倍程度の値段で買える、Begonらの英文のテキストを買ったほうがいいでしょう。