『卒業編』ということでシリアス担当のプロローグ&エピローグは卒業式前日の騒動、その始まりが綴られている。ここにきてようやく杉崎(妹)と幼馴染みが本格的に登場してきそうなのだが、この幼馴染みがどうやら喰えない人物のようで、一悶着ありそうな気配である。そして、本編は相変わらずいつもの調子である。ただ、今回は少々パワーダウンというか、いつもの勢いは相応にあるのだが何だかネタ切れ感も否めない内容で、抱腹絶倒の破壊力というより「ははは」「ふふふ」といった笑いがこみ上げる感じだった。会長のはっちゃけ振りがやや控えめだったからかな?その代わりと言っては何だが今回は深夏の「漢」っぷりが弾けていたように思う。それでも【えくすとら〜切り取る生徒会〜】での杉崎と深夏の「なに、この仲良しさん」という微笑ましいやりとりを見るとクラスメイト一同のセリフも納得である。しかし、それより何よりなんだか何となく残念に感じたのが、【最終話〜夢見る生徒会〜】の超展開(?)夢想RPGにおいて杉崎のハーレムが瓦解したかのような結末を迎えていることである。今回はラヴ成分が非常に少ないのである。真儀瑠先生の愚痴が結構的を得たものなので、次巻ではこの辺りの新展開(神展開?)にも期待したくなる。