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生存する脳―心と脳と身体の神秘
 
 

生存する脳―心と脳と身体の神秘 [単行本]

アントニオ・R. ダマシオ , Antonio R. Damasio , 田中 三彦
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

世界17カ国でベストセラー!!
人間の心的活動は、間断なく状態が変化する「身体」と「脳」との「ダイナミックな相互作用」をとおしてのことであり、身体を考慮せずに、「情動」も「感情」も合理的意志決定も、自己も意識も説明できない──「訳者まえがき」より

心はどこから生まれるのか、脳が傷つくと人格変化が起きるのはなぜか、自分はなぜ自分なのか。現代の唯脳主義を根底から揺すぶり脳と意識と自己を知る究極の本!

内容(「BOOK」データベースより)

人間の心的活動は、間断なく状態が変化する「身体」と「脳」との「ダイナミックな相互作用」をとおしてのことであり、身体を考慮せずに、「情動」も「感情」も合理的意志決定も、自己も意識も説明できない。

登録情報

  • 単行本: 402ページ
  • 出版社: 講談社 (2000/01)
  • ISBN-10: 406210041X
  • ISBN-13: 978-4062100410
  • 発売日: 2000/01
  • 商品の寸法: 19 x 12.4 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 侮れない感情。その正体とは?, 2005/7/17
By 
レビュー対象商品: 生存する脳―心と脳と身体の神秘 (単行本)
 原題は“Decartes' Error(デカルトの誤り)”。「脳と身体は切り離して考えることができる」というデカルトの「心身二元論」を否定する。つまり、身体がないと感情や意識といった脳の特徴的役割はありえないということ。デカルトに詳しければ読書に深みは増すだろう。デカルトを知らなくてもちろん読める。

 そうした脳と身体の関わりについても多く語られているが、より本質的かつオリジナリティがあるのは「ソマティック・マーカー仮説」だ。

 この仮説は、人がある選択を迫られたとき、何もないまっさらな状態から、どれが最善かを考えるのではなく、すでに蓄えられた知識や経験から起きる感情から、どれが最善かを考えている、というもの。
 この仮説を支持する例として、アメリカで起きた工事監督フィアネス・ゲージのエピソードや、著者が実際に接したエリオット氏(仮名)の言動などが紹介される。いずれも、脳の前頭前野を損傷したあとも、理性は失わずに生活を続けていくのだが、判断力の欠如がおこり、人生が豹変してしまう。たとえば、人と会う約束を15日にするか17日するか、どちらの日でも問題ないのに「どちらのほうが天気がよさそうか」とか「どちらのほうが交通機関の乱れはなさそうか」とかで延々に考え込んでしまうのだという。
 裏返せば、私たちのいろいろな選択の場面では、過去のよい体験・いやな体験などが作用して、直観的に将来予測をして、判断するということになる。

 各部冒頭の「訳者解説」は、こんなものがあるのなら解説本を出せばいいわけで「いらぬお世話」と思ったが、本編が難解だからしかたがないかも。
 翻訳の精度も問題になっているようだが、だからといって読み控えされるのはもったいないと思う。患者の事例のところとソマティック・マーカー仮説の部分はわかりやすいので、そこを読むだけでも得られる知見はあると思います。

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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 内容はよいのに翻訳が・・・, 2006/11/11
レビュー対象商品: 生存する脳―心と脳と身体の神秘 (単行本)
リハビリテーションの分野で脳障害の患者さんと関わっていますが、これまで教科書の説明では納得のいかなかったことがこの本のおかげでかなりすっきりしました。また実際の患者さんを見ている立場から逆にダマシオ氏の仮説には大変共鳴する部分がありました。それほどすばらしい内容なのに、医学・生理学の基礎知識を持って読むとどう考えても専門用語の誤訳であろうと思われるところが多々見受けられます。初期**皮質、神経終端、集合域???。心理学の術語には詳しくないので他にもあるかもしれません。訳者も悩んではいるようで原語を併記している部分もあるので、自分で調べ直したり類推がきく部分もありますが。原著者が医学の専門家であるのに、工学のバックグラウンドの方が訳すのは苦しかったのでは?いくら一般向けの本でも専門用語はきちんと訳して、巻末にでも用語の解説を一般向けに付けた方が良かったのでは?その方が中途半端な訳者解説よりよっぽど役立つと思います。内容が深いだけに残念。タイトルはもちろん「デカルトの誤り」とすべきでしょう。
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39 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 全く誤ったタイトル, 2004/3/1
By カスタマー
レビュー対象商品: 生存する脳―心と脳と身体の神秘 (単行本)
~内容は文句なく星5つである。

だが、邦訳の表題がいけない。
なぜ原著に忠実に「デカルトの誤り」
としないのか、全く理解できない。「生存する脳」というタイトルをつけ
てしまったがために、著者がこの本の読者として想定している人たちの注
意を引きつけなかったと思うと、残念でならない。神経学者、神経心理学
者である著者が意識について大胆~~な仮説を~~展開している本書は、脳に
ついて関心のある全ての人々について刺激を与えてくれると思う。

また、本文中に見られるいくつかの訳語について、すでに日本の学会にお
いて定着している訳語があるのにそれが用いられていない。訳者は専門用
語の邦訳について専門家の意見をまったく聞かなかったと思われる。~

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