一言で言えば「優等生のキレイゴト」に過ぎません。たとえば、『よい営業マンは保険の「出口」について説明してくれる』とありますが、では「なぜ出口に熱心でないのか?」については触れられていません。この点について、「生命保険会社の社員の成績は、新契約の件数と保険料の金額で判断されるから」という一言があるだけで、「だからほとんどの人は、成績にならないアフターフォローに熱心じゃないんだ」と腑に落ちるわけです。他にも、「セミナー・相談会に参加することやネット、保険ショップ、金融機関、保険会社の窓口に行こう」と読者に行動を促すことは良いのですが、そのくせ「無料で相談できるカラクリ」についてのコメントがなかったり、「立場別・職業別あなたのベスト営業マン」と1章も割いている割には内容が薄かったりと、同業の営業マンも想定読者として考えているせいか、マイナス面を書かずに日和見主義な印象で、得るものはほとんどありません。もっとホンネを出しましょうよ。