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生命保険のウラ側 (朝日新書)
 
 

生命保険のウラ側 (朝日新書) [新書]

後田 亨
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

1世帯当たりの年間保険料は52万6千円。「日本人の保険好き」は有名だが、著者によると「ほとんどはムダ」。特約満載のパッケージ商品で儲かるのは保険会社だけ、医療保険は費用対効果が全然割に合わない、消費者の錯覚を誘う広告や営業担当者のセールストーク……。業界を知りぬいた著者がカラクリを明かしたうえで、本当に必要な保険のかけ方を指南する。ベストセラー『生命保険の罠』に続く渾身の意欲作!

内容(「BOOK」データベースより)

保険業界のインサイダーが「からくり」を次々に明かす。「保険は会社都合の塊だ!」1世帯当たりの平均年間保険料は52万6千円。「日本人の保険好き」は有名だが、「ほとんどはムダ」。特約満載のパッケージ商品で儲かるのは保険会社だけ、医療保険は費用対効果が全然割に合わない…。すべてをそぎ落とすと、「本当に必要な保険」が見えてくる。ベストセラー『生命保険の罠』の著者が放つ渾身の意欲作。

登録情報

  • 新書: 264ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2010/2/12)
  • ISBN-10: 4022733233
  • ISBN-13: 978-4022733238
  • 発売日: 2010/2/12
  • 商品の寸法: 18 x 11.1 x 1.9 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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33 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 迷亭 トップ1000レビュアー
形式:新書
『生命保険の「罠」』と『生命保険のウラ側』をつづけて読んだ。

「罠」のほうは、著者の最初の本だけあって、うまくこなれてない
というか、少し冗長な感じはする。でも、物語を読んでいる感じで
読みやすいし、著者の、生保業界に対する違和感というか、怒りが
よく伝わってくる。

「ウラ側」のほうは、読者に役に立つ情報を多く盛り込もうという
意図が感じられ、文章も洗練されているが、ふだん、小説以外の本を
読みなれていない人には、ちょっと読みづらいかもしれない。

2冊とも読んでも、損はしないと思うけど、
「生保のことってよくわからないから、ちょっと勉強したいな」
という感じの人は、「罠」のほうから読むのがいいと思う。

逆に、もう、具体的に「生保の見直しをする」予定の人は、
「ウラ側」のほうが、参考になると思う。

ちなみに、僕が「罠」のほうを読んで、なるほど・・・と思ったのは、以下のあたり

・「更新=値上がり」は大間違い。更新のときこそ、減額更新(保障を下げる)も手。

・営業担当者が入っている保険の内容を聞く。
 (なにか保険を勧められたら、その人がその保険に入っているのか聞いてみる)

・ある、保険のプロAさんは、33歳で2人の子供がいて、月々6872円しか保険料を払っていない。

・Aさんは、昔ながらの「定期保険」ではなく、「収入保障保険」に入っている。

「ウラ側」では、以下のあたり。

・定期保険の保険料が業界で最も安い水準にあるのは、「ライフネット生命」と「SBIアクサ生命」。

・保険は、「内容を理解して入る」のではなく、「わかる範囲で利用できる」ものを選ぶ。

・「乗り合い代理店」も必ずしも本当に良いものを勧めてくれるわけではない。

・保険のプロは、「勤務先の団体定期保険」や「ネット生保」や損保系生保の「収入保障保険」に入っている

・1999年3月までに契約した「終身保険」や「養老保険」は、お宝保険の可能性があるので、解約する場合は注意!

あとはもちろん、たくさんCMをしている会社は、経費率が高くなるので、
その分、保険料が割高になってますよ、といった話なども登場します。

保険を見直したいと思っている方は必読だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
著者は代理店で保険を売りながらも「保険は掛け捨ての定期だけで十分」「医療保険は不要」という考えである。その裏付けとなるデータが提示されており、理由が分かりやすく記載されている。金利の低い現状では、保険に貯蓄性を求めてはいけない理由も記載されている。これから保険に加入することを考えている方や、保険の見直しを考えている方には必読の書である。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Lehman Packer トップ1000レビュアー
形式:新書
 本書の著者のメッセージは明快で「掛け捨ての定期保険だけで十分」ということである。その理由で評者が"オッ"と思ったものがある。単機能の定期保険では保険のプロと素人の間に情報格差が生まれる可能性が小さい、という理由である。
 口の悪い評者なら、「複雑な保険は“プロが素人を食い物にする”可能性が高い。」と書くだろう。それを回避するために、素人が勉強して対抗するのは事実上不可能なので、プロが悪さ出来ない単純な保険に入りなさい、というのが著者の忠告だ。

 悪い保険の例としてまず最初に、アカウント型保険を挙げている。この保険は物凄く複雑な構造をしている。顧客の要望に合わせた結果だ、というのが保険会社の言い分だ。しかし、消費者にとっては理解不可能な複雑な商品に成っている。

 著者は9章で「我々の多くが"比べやすい保険"に入ることで市場原理が保険料を下げる圧力になるだろう。」という趣旨のことを書かれている。

 逆に考えれば、アカウント型保険のように、他社の製品との価格比較が不可能なパッケージ商品を売ることで、保険会社は価格競争を回避しているわけだ。
 カルテルは談合することで価格競争を回避するが、既存の保険会社は揃って複雑な保険を売り同業他社との比較を困難にすることで、価格競争を回避しているってことね‥。

 しかし、生命保険業界にも新規参入がある。定期保険の保険料を新参でネット専業生保のライフネット生命と、大手生保で比較すると倍半分の開きがある。ライフネット生命は諸経費の割合を公表しており、それから推定すると大手生保は保険料の半分以上を営業などの諸経費に使っていると推定できる。我々消費者も随分と舐められたものである。市場原理でお灸を据えてあげましょう。

 なお、本レビューでは評者が面白かった極一部を拡大して紹介した。生命保険の他の問題に関する忠告も充実している事を最後に付け加えておく。
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