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いにしえより人は生にまつわる苦しみについて悩んできた。
ブッダもまた生病老死の桎梏から逃れようとして悟りを開いた人間であるが、はるかな時を経て医療技術が飛躍的に進歩した現在においても不変のテーマであることに変わりはない。
本書では老化学の現状について触れているが、未だ学問として確立するには至っていないという説明に終始するため読んでいて暗くなる。
だがこの考え方は正しくないだろう。親は子供に未来を託すことができればそれでよいのだ。それが遺伝子の戦略に合致しているのだから。
この他にも人間女性のみにみられる閉経の生物学的起源についての言及を含めた比較的広範なテーマを扱っており、また類書が見当たらないことからもチェックしておきたい一冊である。
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