「他力本願の救済法」
これが生命の実相第8巻で提唱されている方法である。
そしてこの方法は、神想観と呼ばれるものである。
市販の自己啓発書にて効果を感じられなかった読者にあっては、谷口雅春師の提案する問題解決アプローチは、一見「奇異」な印象を与えることと思う。
本書で紹介されている手法は完全に「他力本願」的問題解決アプローチであり、自助努力の余地がなくなってしまっているからである。
そして、真剣に人生の問題と格闘されてこられた読者層であれば、「今まで自助努力の本を読み、それこそ懸命に努力してきたつもりだ。それでも成果がなかったのに、他力本願だと?本当に大丈夫なのか?」
との疑問が出てくるのも当然であろうと考える。
しかし、購入段階で発生するであろうこの印象は、間違っている。
「自力でも無理だったのに、他力で可能なのか?」という疑問は「間違いである」という意味である。
この本に紹介されている行を真面目に行じて欲しい。
愚生が述べた、「自力でも無理だったのに、他力で可能なのか?」という疑問に対する答えは3ヶ月後、「他力信仰の行こそ、真に夢実現のための方法であった」という言葉に変更されることと思う。
効果において、成果において、現世利益の面において、その「卓越性」を求めたい全読者階級必読の書であると云えば、自助努力の病に犯された方々には「気が触れたか」と思われるかもしれないというリスクを伴う。
しかしながら「神想観」なる行の効果を体験している読者であれば、愚生主張内容ですら「まだまだ神想観の全貌を明らかにしていない」との叱責を、愚生に向けて主張されるものと考える。
また、
「宗教書とは結局、言葉巧みに気持ちよく“人生の諦め方”を主張するのだ」
という、そんな宗教書に対する思い込みも『生命の実相』を第8巻まで読了されれば、
「真の宗教書!現実世界を整える宗教書!ここにあり!」
との感想を述べることになるはずである。
また『詳説・神想観』という本との併読をされてみるのもよい。