登録情報
|
舞台は「プラハの春」の前後。若き詩人を中心に、彼の両親(特に母親)や友人、恋人といった人々との繋がりを激動の時代のうねりと絡めてストーリィは展開します。
時代設定からすると、同著者の「存在の耐えられない軽さ」と同じか、と思われる方もいるかもしれませんが、むしろ同時代をまるっきり異なる心性を持つ人物の側から描いていると言えるかもしれません。このモチーフは、今、日本にいる私達から見ても、遥か昔の(今は亡き遠き)共産主義国の話ではありませんね。
章ごとに異なるパースペクティヴを交差させる技法等、後のクンデラらしさの原型も存分に楽しめます。クンデラ好きな方はどうぞ楽しんでください、クンデラを読んだことのない人(特にこの時代背景に興味ある方)にもお奨めです。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|