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生き残った帝国ビザンティン (講談社学術文庫 1866)
 
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生き残った帝国ビザンティン (講談社学術文庫 1866) [文庫]

井上 浩一
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

「奇跡の一千年」はなぜ可能だったのか? ヨーロッパとアジア、キリスト教とイスラーム……「文明の十字路」にあって、帝国は古代から中世までをどう生き抜いたか。波乱に満ちた興亡を鮮やかに描き出す。

内容(「BOOK」データベースより)

栄華の都コンスタンティノープル、イコンに彩られた聖ソフィア教会…。興亡を繰り返すヨーロッパとアジアの境界、「文明の十字路」にあって、帝国はなぜ一千年以上も存続しえたのか。キリスト教と「偉大なローマ」の理念を守る一方、皇帝・貴族・知識人は変化にどう対応したか。ローマ皇帝の改宗から帝都陥落まで、「奇跡の一千年」を活写する。

登録情報

  • 文庫: 288ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/3/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406159866X
  • ISBN-13: 978-4061598669
  • 発売日: 2008/3/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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37 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
既に2年以上前に新書版について本書を絶賛するレビューを書きましたが、手軽に手にとることができるビザンティン帝国の通史の本として最良の本であるという私の考えは今も変りません。その名著がこの度めでたく文庫版として復刊しました。内容的には新書版にわずかな訂正を加えた程度の違いしかありません。新書版との大きな違いは、装丁が変ったことと文庫版後書きが追加された程度です。新書版が長らく品切れで悔しい思いをした人も多いのではと思いますが、新書版未読の人は是非この機会に本書でビザンティン帝国の歴史の魅力に触れて下さい。時代の流れに応じて変り続けたからこそ、1000年以上この帝国が生き残ったことを理解できると思います。ビザンティン帝国、および帝都コンスタンティノープルへの敬愛に満ちた、平明な文章が、本書を実によみやすくしています。ずばり歴史的名著。その復刊を大いに歓迎します。
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23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
大学の時に、演習で使いました。いまだに手元にありますが、とても良い本です。それがお勧めで来るなんてねぇ!?
本の良さについては他のレヴューの通りです。演習では「ニカの乱」をやったのですが、(まあ、当然ほとんどは海外の文献を使ってましたが)渡辺金一氏の「コンスタンティノープル千年」−岩波新書−も役に立ちました。もしあれば、一緒に買うとよいのではないかと思います。
今、手に入りそうなビザンツ関係の本なら、講談社選書メチエから出ている「ビザンツ 幻影の帝国」(根津由喜夫 著)中公文庫BIBLIO「東ゴート興亡史」(松谷健二−そう、あの「ペリーローダン」の、故松谷健二博士です−著)文春新書の「戦争学」(松村劭 著)、松村氏は、ベリサリウスを軍人の鏡として、高く評価しています。塩野七生の「海の都の物語」と「ローマ人の歴史」の−ローマ世界の終焉−などが良いかなあ、と。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 テオドシウス1世の死により東西に分裂したローマ帝国。西ローマは民族移動の大波に呑まれるかの如く5世紀後半に滅亡の日を迎えますが、東のカウンターパートは、ビザンティン帝国として猶一千年もの歴史を刻むこととなります。古今東西、人類の歩みの中では様々な国家や政治権力が成立しましたが、これほどまでに長い命脈を保ったものは極めて希です。それを可能としたカギは何処に求めるべきでしょうか。

 本書は、そうした問題意識を下敷としつつ、コンスタンティヌス大帝の改宗と遷都から筆を起し、この帝国の長いながい歴史をコンパクトに、そして平易な語り口で概説するものです。ユスティニアヌス1世、バシレイオス2世、アレクシオス1世、そしてマヌエル2世など、帝国治乱興亡の立役者となった幾人かの皇帝の治績を中心に筆を進めていますが、中央政権と貴族層との関係の推移、農村共同体の変容とそれに伴う軍隊の質的な変化などにも適宜触れることにより、社会・経済的な面にも然るべく光を当てています。全体として、古代以来の老帝国が時代の推移に応じて中世的な政治権力に変貌しながら発展を遂げ、やがてまた、社会的条件の変質と安全保障環境の変化の中、衰亡に向かわざるを得なかった様が活き活きと描き出されています。

 本書により、ビザンツ一千年の寿命の秘密が明らかになったか否かは、読者がそれぞれに判断すべきことと思いますが、小生としては、本書の内容は問題意識をしっかり反映しているように思います。

 既に絶版になった模様で、入手しにくいこととは思いますが、ビザンツ史の入門書として、手頃で実に優れた一冊だと思います。
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ビザンティンの概要
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投稿日: 2か月前 投稿者: Yuzuki.G
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ビザンティン帝国史の「入門書」としてお薦めします
コンスタンティヌス一世、ユスティニアヌス一世、アレクシオス一世など
ビザンティン帝国史を代表する皇帝の由来や政策、人となりなどが、... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: SaKz
東ローマ帝国を知る一冊
高校の時、概説書でビザンティン帝国について知りましたが、内紛と政争に明け暮れていた国家という印象しか持っていませんでした。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: ぐうたら星人
ビザンティン帝国が護持した「ローマ」という建前
 他のレビュアの皆様が絶賛するとおり、すばらしいビザンティン帝国一千年の興亡通史である。

 プロローグで著者は... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: 九思
おもしろい!読み易い!
東ローマ帝国って何だろう?
ビザンティンって何だろう?
そう思ったら、ぜひこれを手に取ってみて下さい。... 続きを読む
投稿日: 2009/9/23 投稿者: まくまく
「生き残った帝国」の輝かしい歴史を、あなたに。
十年以上前に講談社学術文庫から刊行された作品が、講談社学術文庫として再版されたものです。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/5 投稿者: お魚さんさん
ビザンツ帝国の研究に最も有益
... 続きを読む
投稿日: 2008/3/21 投稿者: ishilinguist
「ローマ人の物語」シリーズがそろそろ終わることをご心配の方へ。
心配の必要はありません。東ローマ帝国の1000年の歴史もなかなか捨てたものではありません。キリスト教化されたとはいえ、そして実質的にギリシャ人の帝国であったとはい... 続きを読む
投稿日: 2005/12/23 投稿者: ともぱぱ
ビザンツ史入門書
ビザンツ帝国というと研究の立ち遅れから日本ではマイナーな感じもあるが、本書でも再三述べられているとおり、当時はかなりの先進地域であった。それは西欧においてカール大... 続きを読む
投稿日: 2005/11/26 投稿者: アデオダートゥス
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