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生きる技術は名作に学べ (ソフトバンク新書)
 
 

生きる技術は名作に学べ (ソフトバンク新書) [新書]

伊藤 聡
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 767 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

世界の名作って、実は面白く、人生に効く!
人気ブロガーによる世界の名作の新しい読み方! 食わず嫌いは止めて、やや古めかしく見えるそれらの作品に触れてみよう!
『魔の山』『赤と黒』『異邦人』……教科書などで名前だけは目にしたけど、読んだことはないという人も多い世界の名作の数々。だが、そんな古めかしい小説でも読み方ひとつで、笑えて日々の活力になりもする。人気ブロガーがそれらの世界の名作を軽妙に読み解き、そこから意外なエッセンスを抽出した本書を読めば、人生がちょっと楽になったり、元気になったりもするはず。思わぬ発見に満ちた読書を堪能してみては?

内容(「BOOK」データベースより)

『魔の山』『赤と黒』『異邦人』…教科書などで名前だけは目にしたけど、読んだことはないという人も多い世界の名作の数々。だが、そんな古めかしい小説でも読み方ひとつで、笑えて生きる活力になりもする。人気ブロガーがそれらの世界の名作を軽妙に読み解き、そこから意外なエッセンスを抽出した本書を読めば、人生がちょっと楽になるはず。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2010/1/19)
  • ISBN-10: 479735691X
  • ISBN-13: 978-4797356915
  • 発売日: 2010/1/19
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 47,346位 (本のベストセラーを見る)
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By 唐井庵 VINE™ メンバー
形式:新書
高校時代、(当時の文部省推薦による)課題図書一覧の中から何冊か選び感想文を書くという宿題を課されたことがあった。
私は、ヘッセの「車輪の下」を読んだ。
そして、クソ真面目に読んで、クソ真面目な感想文を書いた。書いた方もつまらなかったが、読んだ方もつまらなかったにちがいない。

「勉強して優等生でいなければならなかった少年ハンスが、そのプレッシャー(車輪)に押され自殺してしまう」というストーリーだったという記憶だけが残った。

社会人として生きている今、同じサラリーマンである伊藤氏が、庶民的な言葉遣いですばらしい文学解説書を書いてくれた。文学書には見えないくらい自然な言葉遣いだが、読み方に好感がもてる。こんな読み方をしていれば、高校時代の読書感想文ももっと楽しんで書けたことだろう。

一部を引用する。
引用してしまうのは著者に申し訳ないが、古典と同様、「たとえ結末を知ったからといって、読後の感動がうすれてしまうような、やわな(P.7)」本ではないと思う。

【P.50〜P.51】
 ・・・・・だってこれからじゃないか、ハンスは。(… 中略 …)まだ、キスしていないし、酒だって覚えたばかりだし、自分の生活など始まってすらいない。職人になってもいいし、別の生き方を見つけてもいい。エンマ(←恋した女性)にふられたことだって、飲み屋で笑い話にできる日がくるし、(… 中略 …)それなりの幸福を実感しながら生きていける日がくるはずだった。(… 中略 …)
そして、「俺、むかしは天才児とか言われて、神学校まで行ったんだぜ。すぐにやめさせられたけど。あっはっは」と笑いながらビールを飲んで、そのままカウンターにつっぷして寝てしまうような、のんきな男になることもできたはずなのだ。 そんなハンスが見られなかったのは、とても残念なことである。
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えっ! 2010/2/2
形式:新書
 えっ! と思った。『アンネの日記』って、そんな内容だったの? そうか、そうだったのか。あまりに意外なことが書かれていることを知り、驚いた。これは、ぜひとも、読んでおかねば! と思った。
 『生きる技術』が目当てじゃなくとも、『古典』の世界に親しむためには、絶好の入門書となるだろう。
 
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By cobo
形式:新書
いわゆる古典作品を紹介しつつ解説するという主旨の本なんですが、堅苦しくなく読めます。タイトルに仰々しく「生きる技術」という単語を入れるセンスは多少気になりましたが、内容はとても楽しめましたし、著者である伊藤さんが「とにかく面白いから読んでみて、古典」という素直な気持ちが伝わってきます。

10作の古典作品の紹介をしていて、その中で私が読んだことがある作品は僅かに2つ、「初恋」ツルゲーネフと「1984年」ジョージ・オーウェルだけなんですが、読んでいない作品でもきちんと面白く読めます。これって凄いです。なにしろ各章の頭にその作品の「あらすじ」が書いてあるのですが、その「あらすじ」はその章で扱う本を解説するのに必要なことをまとめたものであって、作品の『面白み』みたいなものを奪わないで書かれていて、その技術も凄いと思いました。さらにその作品を語るのですが、その内容に触れつつも、「私も読んでみたい」と思わせるチカラを感じさせて、読んだ気にさせない凄さがあります。『本質においてその作品への興味を失わせない』という点をクリアしている伊藤さんは素晴らしいです。とても読んでみたくさせます。

とくに「異邦人」カミュ、「月と6ペンス」サマセット・モーム、「赤と黒」スタンダールは興味が尽きません。

また、この方のブログ「空中キャンプ」での映画批評も面白く、さらに最近読んで、またポッドキャストでも聞くような習慣になった宇多丸さんの「シネマハスラー」との繋がり、そして「自分探しが止まらない」速水健朗著(この本は本当に面白くためになった!)との繋がりなどもあって不思議な感じでした。言い回しでの「ことほどさように」というのが宇多丸氏と被っていて(おそらく自覚的に使っていると感じました)、そこも面白く感じました、こんな風に何かと何かが繋がる触媒を介しての連鎖反応を楽しむかのような快感を久しぶりに感じました。これは堀江 敏幸著「回送電車」の中で語られている、

『行き当たりばったりに進めてきた読書が、ある触媒を得て有機物のようにひろがっていく快感をほとんど一瞬のうちに凝縮して味わうことができた』(引用)

です、まさに。

しかし会社員として働き、これだけの本を読み、映画を見て、そして文章にするテクニックとセンスがあるなんて、凄いです。私もささやかではありますが文章にしてみようと考える1人ですが、凄く読ませます。

古典作品に触れている方も、古典作品に触れられずに最終電車を逃してしまった方にも、オススメ致します。
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