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生きる思想―反=教育/技術/生命
 
 

生きる思想―反=教育/技術/生命 [単行本]

イバン イリイチ , Ivan Illich , 桜井 直文
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、イバン・イリイチが1970年代末から80年代に発表した論文・講演草稿で未発表のものをほぼすべて集めたもの。本書で、われわれは、「稀少性の歴史」の一端を知ることができるだろう。また、真の思想家がつねにそうであるように、自己解体‐構築を繰り返していたということもわかるだろう。さらに、イリイチの思想が、今日に生きる思想であるばかりでなく、われわれがそれによって生きる思想であることも、本書は示してくれる。

内容(「MARC」データベースより)

コンピューター・リテラシー、教育依存、健康崇拝、環境危機-現代社会に噴出しているすべての問題を、西洋文明全体を見通す視点からラディカルに問う。91年刊のものに人名・事項索引を新たに附した新版。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 370ページ
  • 出版社: 藤原書店; 新版 (1999/04)
  • ISBN-10: 489434131X
  • ISBN-13: 978-4894341319
  • 発売日: 1999/04
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By amazon
形式:単行本
現在になって『生きる意味』とともに80年代のイリイチをふりかえって省みるに、現在の社会形態そのままではエコロジーや環境の問題は医療や教育と同じ「管理の増大」となってあらわれ、「生命」という偶像崇拝も同じ結末をもたらす、と指摘されている点だ。

エネルギー概念と経済概念が結合したのが19世紀から20世紀前半なら、20世紀後半日本ではいわゆる「ニューサイエンス」といわれた諸説とともに普及した生命概念も同じベクトルにおける、希少性を前提にした節約と管理の一元的増大のあらわれとみなされる(「生活の質」等という概念も同じ視点から批判されている)。

当時をふりかえってこの論を読んでいたと仮定してどうなったか。初版は91年だからほぼ同時代に出ていたことになる。が、書斎にこもってゆく、フーゴー(ユーグ)研究者としての相貌が遠く感じたか、当時把握できなかった。

現在20年経って思っても、やはりどうしたらよいかはわからなかったような気がする。これは最後の『生きる希望』と読み合わせてふりかえってみなければなるまい。

ただイリイチが、カール・ポランニーの希少性を前提とする市場経済批判を教育などの制度化に当てはめながら、ポランニーの概念を遠くに押し進めて行ったことはわかる。
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