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生きるための哲学 ニーチェ[超]入門
 
 

生きるための哲学 ニーチェ[超]入門 [単行本]

白取 春彦
5つ星のうち 2.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

70万部を突破したベストセラー『超訳 ニーチェの言葉』。
今までになかった、現代に生きるわたしたちを勇気づけるニーチェの名言集を生み出した白取春彦が、
机上の空論あるいは単なる教養としての哲学ではなく「生きるための哲学」としてのニーチェの思想を語る。

〈本書の一部〉
「哲学は論理の正しさがどうのこうのというものではないし、そもそも哲学は学問ですらない」とニーチェは考えたのだ。
ニーチェは、哲学は人間が今ここに生きるべき生の本質だと考えた。生き方が哲学だと思っていた。
真理がどうのこうのではなく、まず生き方をニーチェは重要視する。
だから、論理が正しいから真理だという考え方はしない。
この生き方が人間としてまっとうかどうかということを問題にする。このまっとうさとは、社会的、倫理的、宗教的な真摯さの意味ではない。
人間本来のまっとうさを具現化しているかということだ。

内容(「BOOK」データベースより)

机上の空論あるいは単なる教養としての哲学ではなく、“生きるための哲学”としてのニーチェの思想を『超訳 ニーチェの言葉』の編著者が語る。

登録情報

  • 単行本: 200ページ
  • 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/10/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4887598351
  • ISBN-13: 978-4887598355
  • 発売日: 2010/10/21
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 広島か?東京か? VINE™ メンバー
ソクラテスやプラトンをはじめ、
歴史に残る哲学者について基本的な事を学ぼうと思い購入。

ニーチェのイメージは、難解で暗い。
それを分かりやすく説明したのが本書であると書かれてます。

ニーチェについては、「神は死んだ」や「超人思想」という言葉のみ。
これらを知る意味では分かりやすくまとまっていると感じます。

ニーチェの哲学は「生の哲学」「肯定の哲学」
あらぬ妄想にかられず、現実の中で気高く生きることが大切であると。

このように理解はしました。

ただ、他の本を読むとまた違った解釈もあり、
理解した事が正しいかどうか疑問はわいてきました。
本格的に学ぶには1,2冊では足りないのかもしれません。

また、強引ではありますが、
哲学とはそういう一面があるという事で、勝手に納得はしています。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
友人が「大学レポートおとされた」と嘆いていたので
参考にした本書を借りて見てみました。
残念ですが、大学先生の判断は正しいと思いました。

はっきり言って「とんでも本」です。

全部をけなすわけではありません。
わかりやすい文章は入門書としてすばらしく
遠近法やルサンチマンの説明は
ニーチェの入り口としてよいものと思います。

ただし、よかったのは、本の前半まで。
そこまでは編集者のチェックが行き届いていたのか、
既存の入門書をよく読んで書かれたものなのか、
悪くないと感じましたが、本の半ばから
著者の本音が出始めると疑問多発。

キリストの最後の言葉(エリエリ・・)を詩編22と同義と断じたり、
天国は神の支配する愛の満ちた場所と決めつけたり、
まさにこのような浅はかな宗教解釈を
真っ向攻撃したのがニーチェその人ではないでしょうか。

なにより作者が説くニーチェの根本姿勢
「あらぬ妄想にかられずに現実の中で気高く生きること」
という解釈が、完全に間違っています。

ニーチェの根本姿勢は
「真に宗教的であるために、現実を越えて自ら生きること」
のようなことのはず。
少なくとも「現実の『中』で生きる」などという解釈は
あり得ないどころか、真逆。

わかりやすく面白い部分もありますが、
ニーチェ入門を標榜している以上、最低評価は避けられません。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
著者はベルリン自由大学に留学経験のある哲学の専門家である。
一方私は、壁崩壊の年にベルリン自由大学の前を通りかかったことのある素人である。

ニーチェは読む人、個人個人にどのような解釈でも許した人であるが、だから、
著者の解釈も自由な訳であるが、ニーチェが聖書を誤読しているという説には
私は反対である。

私はニーチェの最重要書は『反キリスト者』(アンチクリスト)(独語Der Antichrist)であると考える者である。
そこには以下のようにある。

「…神、霊魂、…悔い改め、神の臨在、神の国、最後の審判…こうした純粋の虚構の世界が夢の世界と異なるのは、
 後者は現実を反映するのに、前者は現実を偽り、無価値にし、否定することによってである…(Der Antichrist)」
「『天国』は心の状態である。『地上のかなたに』ないしは『死後に』やってくる或るものではない。…
 『神の国』は、なんら待望されるようなものではない。それは、…『千年』待ったとて来ることはない。
 それは心での経験である。それは、いたるところに現存し、どこにも現存していない(Der Antichrist)」
「だからダメな人間に同情することは、非常にいけないことなのですね。
 キリスト教という宗教がありますが、あれはその典型です(これは摘菜収氏訳)(Der Antichrist)」
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