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生きることを学ぶ、終に
 
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生きることを学ぶ、終に [単行本]

ジャック・デリダ
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

――「まるで、追悼記事のようだね」と彼はつぶやいた。

2004年10月9日の夜、とうとう癌は思想家の生命を奪った。その半年前、自宅で応じた最後のインタビュー「私は自分自身との戦いのさなかにある」は、『ルモンド』紙8月19日号に掲載され、世界中の読者に、デリダの思考と語りの健在ぶりを示した。自著について、アメリカの覇権について、ヨーロッパの精神について、言葉をふりしぼる哲学者による、この遺言の完全バージョン日本版を刊行!ここでのデリダはいつものように、そしてかつてなく率直に語っている。

「ひそかに機会をうかがっている死を享楽することと悲しむことは、私にとっては同じことなのです。自分の人生を思い返してみると、自分の人生の不幸な瞬間さえ愛する、そしてそれを祝福するという幸運を持っていたと思いたくなります。ほとんど全ての瞬間、例外はありますが。幸福な瞬間を思い出してみると、私はもちろんそれを祝福しますが、同時にそうした瞬間は私をしについての思考へ、死のほうへと駆り立てるのです。なぜならそれは過ぎ去ったこと、終わっていることだから・・・・・・。」(本書より)

内容(「BOOK」データベースより)

「私が「私の」本を残すとき、私は、出現しつつ消滅してゆく、けっして生きることを学ばないであろう、教育不能のあの幽霊のようなものになるのです。」最後の対話。

登録情報

  • 単行本: 85ページ
  • 出版社: みすず書房 (2005/4/22)
  • ISBN-10: 462207138X
  • ISBN-13: 978-4622071389
  • 発売日: 2005/4/22
  • 商品の寸法: 34.2 x 19.2 x 1.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By Bibliothekar トップ1000レビュアー
形式:単行本
デリダの絶筆とも言うべき本書を、デリダの高弟である鵜飼さんの訳で読めるのは最高である。この訳文を読んでいるとデリダの既訳を、鵜飼訳に代えて欲しい衝動に駆られる。
デリダの著作にしては、短い。しかし、タイトルにあるとおりデリダのパラドキシカルな使命感を超える意図が読めて感動的である。
さよなら、デリダ!これは原著のタイトルだけども、本当にさようなら、デリダ、鵜飼さんの抑制した訳が美しい。
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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
末期の眼 2006/12/24
形式:単行本
幅広い仕事をしたデリダが死期の直前に受けたインタビューを文書化したもの。「末期の眼」ではないが、死期を自覚したデリダの言葉は何故か静謐で落ち着いている。今までの仕事全体を俯瞰して、「こんなことを考えていた」と自らを開陳するテクストは短いながらも極めて重要である。「生きる」とは「生き残る」ことであるとし、「フランス語に痕跡を残すことが自らの関心の中心でした」とフランス語への思いを語る。またラカンやフーコー、ドゥルーズら同時代の盟友に対して、彼らの死後も自分は常に彼らと論争してきたと語ったりと、いつもより着飾りの少ない姿が面白かったりする。
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12 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
然り。 2006/1/12
形式:単行本
涙がでました。久しぶりに。

この涙は悔しい涙なのか、弔いの涙か。

二重の感情、という言葉がでてきます。これはデリダの諦めだと、捉えることもできるし、残された私(たち)の激励だと、捉えることもできる。

決して否定的なものではなく、然り(ウィ)なのだと、汲みとろうと信じます。
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