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生きることと読むことと―「自己発見」の読書案内 (講談社現代新書)
 
 

生きることと読むことと―「自己発見」の読書案内 (講談社現代新書) [新書]

中野 孝次
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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キャンペーンおよび追加情報

  • 【 講談社ストアはこちら 】 -累計750万部を突破した大人気コミック『宇宙兄弟』や、『のだめカンタービレ』や『ホタルノヒカリ』といった名作を次々と生み出した雑誌『Kiss』の20周年特集など今注目のタイトルや特集は講談社ストアへ。

  • 著者ページ: 著者の作品一覧や、著者写真・略歴など、著者に関する情報を満載した「著者ページ」。著者の方は、「著者セントラル」へ。


商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

忘れられない本がある。生きる励ましとなり、心の支えともなる本がある。自分にとって本当に必要な本といかにして出会うか。読書の醍醐味を語る。

著者紹介

1925年、千葉県市川市生まれ。1950年、東京大学文学部ドイツ語科卒業。國學院大学教授を経て、評論・小説で活躍中。『ハラスのいた日々』――文藝春秋、『清貧の思想』――草思社――ベストセラーの他、講談社現代新書『自分らしく生きる』、同『人生を励ます言葉』など多数の著書がある。


登録情報

  • 新書: 194ページ
  • 出版社: 講談社 (1994/02)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406149192X
  • ISBN-13: 978-4061491922
  • 発売日: 1994/02
  • 商品の寸法: 17 x 10.7 x 1.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 471,803位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
読書を通じて形成された自己哲学を延々と語っていく一冊です。

著者の読書体験をもとに、いかにして読むことが生きることに繋がってきたのかを書きつづっています。

はっきり言っておもしろくありませんでした。

最初の数章は「読書とは」というテーマに沿った内容なのでそれなりに楽しく読めましたが、途中からはほとんど自己満足の世界。

著者自身が影響を受けた文学の一部を引用しまくって(最後の方は半分近くが引用です;こんなに引用して著作権は問題にならないのか?)ひたすらマスターベーションに耽っているだけです。

しかも典型的な古典文学至上主義者なので、それ以外の文学・文化を一切認めません。

どこまでも自分だけの世界にこもっていく著者を見ていると、なんだかかわいそうになるほどです。

世の中にはこういう「文学オタク」(あえてそう呼びましょう)がいる、あるいは過去にいた、ということを改めて思い出させてもらいました。

いくら読書好きでも、こうはなりたくないものですね。
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 本書は知識や情報を獲得するための読書ではなく、人生の危機から自分を救助してくれるような読書について、著者の実体験に依拠しながら書かれたものである。自分を救ってくれた本に対する著者の思い入れぶりがよく伝わってくる。

 著者は知識=情報のために読んだ本の内容はすぐ忘れると言う。この情報洪水の時代に、読むべき本を取捨選択しなくてはならないのは当然だろう。しかし、この取捨選択の基準を確立するためには、かなりの無駄も覚悟しなくてはならないのではないだろうか。それに、明らかに無価値の本を除けば、何があとあと役に立つかは自分にさえ分からないのである。

 細部で反発を感じた箇所もある。著者はスタンダールの『パルムの僧院』の教訓から「自分のよく知らないことについて文句を唱えるのをやめた」(77頁)と言っているが、おそらくコミックなど読んだことのない著者が、コミックを最初から無価値のものと決め付けるのは矛盾している。

 また、ホフマンスタールのドイツ人批判に呼応して、著者がどっちつかずで価値観に一貫性のない日本人の姿を嘆く箇所がある。日本人といても「人間と共にいるというあの安心感とよろこびがない」(58頁)と。これは「日本人には個性がない」「自己主張がない」といった聞き飽きた日本人評と同類のものであるが、このような軽々しい一般化は、個々の人間の精神における細かいひだまでとらえるべき文学者としては落第である。森巣博が言うように、「セキュリティ・チェーンをかけたドアの隙間からしか世界を見ない人」は、「ほんのわずかな隙間から見た世界でその国を理解し、納得し、了解し、しかも憎悪していく」(『ナショナリズムの克服』63頁)のである。もっと個々の人間をよく見ろ、と言いたい。

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