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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
その後地球はどうなりましたか?,
By 花園三十郎 "そろそろ四十郎" (東大阪市) - レビューをすべて見る
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第五福竜丸の「第三の被爆」や、頻発する核実験に対して警鐘を鳴らした問題作。核の恐怖を「生き物」が知ったら地球から逃げ出すだろうという空想から、生き物のように鋭敏で生命力に溢れた(妾が複数いるような)人間ならば…という構成です。主人公は、長年苦労を重ね築いた財産をなげうってまでも海外に逃げたいのに、周囲が認めず狂人扱いされ病院に送られてしまいます。しかし、ガリレオや吉田松陰のように、狂人扱いされた方が後世正しかったということは、洋の東西を問わずあるのも事実。志村喬だけがそのことにこだわり、見舞いに行くが、「その後地球はどうなりましたか?」と問われ、彼も観客も返す言葉がないという救いのない結末を迎えます。 当時の工場や電車、火事のシーンなど映像も手抜きしておらず、被爆国の「記録」映画として是非みていただきたいです。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
第三者視点で見る放射能への反応,
By もか "進化する学習機能" (札幌) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 生きものの記録 [Blu-ray] (Blu-ray)
とあるアーティストの楽曲にラストのシーンが使われていたので観てみました。中島とその家族どちらにも正解はなく、結局は恐怖に対し自分のエゴで動いてしまっている様は、今年(2011年)日本のどこかでも見られた光景であったと思います。 生きものという表現の仕方は、本能の強い中島を示していることと思いますが、それだけでなく、核に対するあらゆる人の反応を第三者視点で見てみよう、無下に中島を狂人と決めつけて良いのだろうか?確実にある水爆というものへの恐怖は無用なのか?といった問題提起を含んだものだと感じました。 映画自体は語りつくされたものでありますが、震災を経た今の日本人という生きものがどのようにこの作品を観、感じるかという点で見る価値は非常に高くなっていると思います。
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