作者の様々な体験から学んできた「いのち」と言うもの。確かに今の世の中「いのち」の重さがないような気がします。
それは、今は昔と違って物があふれていて不自由ではないかもしれませんが、人と人との関わり合いが希薄となってしまって、身近に死に直面する機会も少なくて、それでいてゲームの世界では一度死んでも何度も生き返ったり、これでは「いのち」について考える事も少ないのでは?と思いました。作者のように自分が重い病気になったり、祖母や母の死に直面したり、戦争やハイジャックや地下鉄サリン事件に出くわしたり、実際に死に直面した事によって心から「いのち」と言うものを考えてきた。その言葉に耳を傾けることによって想像してしてほしいと思いました。改めて「いのち」と言うものを・・・
昨今、中国との問題がちょっと緊張ぎみ、こんな時こそ世界平和の為の大きな輪の一部として、私たち大人も子供ももう一度「いのち」について考えてみませんか?この本はきっといいヒントになります。
また、日野原先生の母校での「いのち」の授業のDVD付きです。他の小学校でも教材に取り上げて子供たちに「いのち」や「平和」についてもう一度考えてほしいと思いました。