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旧制中学校時代から書と短歌に打ち込んできた著者は、思考錯誤を繰り返しながら、やがて独自の世界を作り上げていった。
これは詩集というよりは、毛筆で「詩」をうたったアートだ。もちろん毛筆自体も著者の魂が息づく味のある芸術だが、それ以上に素晴らしいのが、著者の気持ちを素直に反映させた文章である。本書では難しい言葉も美しい言葉も使われていないが、それだけに著者の人間性が率直に伝わる。それは、忙しい現代人が忘れてしまった倫理感を鮮やかに甦らせるのだ。それ故、読者は共感と納得のあまり、ページを繰るごとに毎度うなずいてしまうだろう。
例えば、「むりをしないでなまけない。わたしは弱い人間だから」という詩には、誰にでもある人間的な弱さを否定せず受け入れる精神が感じられ、安心感と清々しい親近感を覚えずにはいられない。
読み終わって「生きていてよかった」と思いたくなるような不思議な詩集だ。(今西乃子) --このテキストは、 大型本 版に関連付けられています。
これは詩集というよりは、毛筆で「詩」をうたったアートだ。もちろん毛筆自体も著者の魂が息づく味のある芸術だが、それ以上に素晴らしいのが、著者の気持ちを素直に反映させた文章である。本書では難しい言葉も美しい言葉も使われていないが、それだけに著者の人間性が率直に伝わる。それは、忙しい現代人が忘れてしまった倫理感を鮮やかに甦らせるのだ。それ故、読者は共感と納得のあまり、ページを繰るごとに毎度うなずいてしまうだろう。
例えば、「むりをしないでなまけない。わたしは弱い人間だから」という詩には、誰にでもある人間的な弱さを否定せず受け入れる精神が感じられ、安心感と清々しい親近感を覚えずにはいられない。
読み終わって「生きていてよかった」と思いたくなるような不思議な詩集だ。(今西乃子) --このテキストは、 大型本 版に関連付けられています。
出版社/著者からの内容紹介
かわらないものだけを見つめ、毎日を新鮮に生きた相田みつをの心の歳時記。
「誰のものでもない自分の言葉を、書という形式をかりて表現する」それが相田みつをの仕事だった。裸の自分を語りつづけた作品集。行くていくうえで様々な壁にぶつかり悩むとき、力づけてくれる言葉の数数。
「誰のものでもない自分の言葉を、書という形式をかりて表現する」それが相田みつをの仕事だった。裸の自分を語りつづけた作品集。行くていくうえで様々な壁にぶつかり悩むとき、力づけてくれる言葉の数数。
内容(「BOOK」データベースより)
人間の弱さも哀しみも受け入れ、心の奥底にひそむ真実を見つめ続けた相田みつを。生きるために、本当に大切なものは何なのか、裸の心で語りかけた魂の書。「いちばん書きたかったことが、いちばん自由に書けた」と著者自身がのちに語った渾身のメッセージ。
内容(「MARC」データベースより)
「いのちいっぱいに生きてきてほんとうによかった」 充実期の作品群が生まれた『週刊ダイヤモンド』の好評連載「おかげさん」を忠実に再現。直筆ペン字原稿、未発表原稿も収録。相田みつをの息づかいが甦る。〈ソフトカバー〉
--このテキストは、
大型本
版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
相田 みつを
大正13年、栃木県足利市生まれ。書家・詩人。旧制栃木県立足利中学校卒業。旧制中学の頃から短歌、禅に出会い、独特の世界観を書として表現する。昭和59年、『にんげんだもの』出版を機に、多くの日本人の心をとらえ、根強いファン層を拡げた。平成3年12月、六十七歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大正13年、栃木県足利市生まれ。書家・詩人。旧制栃木県立足利中学校卒業。旧制中学の頃から短歌、禅に出会い、独特の世界観を書として表現する。昭和59年、『にんげんだもの』出版を機に、多くの日本人の心をとらえ、根強いファン層を拡げた。平成3年12月、六十七歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)