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生きたことば、動くこころ――河合隼雄語録
 
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生きたことば、動くこころ――河合隼雄語録 [単行本]

河合 隼雄 , 河合 俊雄
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

多方面で活躍された河合隼雄氏(2007年逝去)の仕事の基本は、常に心理療法にあった。この「語録」は、京都大学の研究室におけるケースカンファレンスでの河合氏のコメント(1974-76年)をまとめたもので、同大を中心に長く受け継がれてきたものである。河合氏の思想に直に接することができる貴重な記録として、いま公刊する。(解説=岩宮恵子)

内容(「BOOK」データベースより)

京都大学で読み継がれてきた貴重な記録、臨床の教え。事例検討会で語られた「生きている」ことばの数々。発見にみちたこの記録を、いま公刊する。

登録情報

  • 単行本: 160ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2010/8/28)
  • ISBN-10: 4000221817
  • ISBN-13: 978-4000221818
  • 発売日: 2010/8/28
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 39,849位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 まず第一に、この本は一般の方向けの本ではありません
カウンセラー、あるいはカウンセリングを学ぼうとされている方のための本です
カウンセラーは自己のスキルを磨くために、自分の行ったカウンセリングを詳細に書き取り、複数のカウンセラーに見てもらうという事例検討ということをします
この本に書かれているのは、その事例検討の場で、偉大なる研究家であり、高名なる臨床家(実際にカウンセリングをする者)である河合隼雄しがしたコメントをひとつひとつ丁寧に記録したものです。
 どういう事例であったかは書かれていないので、幼稚な臨床家である私にとっては、「あ、このケースは想像できる」と、簡単に膝を叩ける事例はそう多くはなく、
ひとつひとつ読み返して想像を膨らませていくのに大変苦労しました。(おそらくはほとんどが的外れだったでしょうが)
 最近のカウンセラー教育では「受容すること」「共感すること」といった、只ふんふんうなずいて、クライエント(カウンセリングを受ける人)の気持を想像していればよいというような楽な仕事のように教えられがちなのですが、本書では「対決」、「戦い」「死ぬしかない」などという言葉がふんだんに散りばめられており、カウンセリングという過程が、カウンセラーの魂をえぐっていくような仕事であることを思い知らされました。
 カウンセリング用語でクライエントセンターという言葉があります。カウンセラーが聴きたいことを聴くのでなく、クライエントがありたいようにあってもらうということですが、「クライエント中心」という項にあった印象に残った言葉を引用します。
 「〜略〜そういう意味ではね、どんなセラピーでもクライエント中心だと思うんですよ、本質的にはね。だから、何も言わないのがクライエント中心なんじゃなくて、クライエントの一番言ってほしいことを言うというのが、これ、クライエント中心なんですわ。」
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