家庭のトラブル、病苦や障害、仕事の挫折、学校でのいじめ…。人は時に生きる張り合いを失い、親が自分を生んだことを怨んだりする。だが、もし人間が自らの意思で、生まれるべき場所を選んで生まれてくるのだとしたら、人生の意味は変わってくる。
筆者は幼児が往々にして誕生以前の記憶を持っており、彼らが共通して「自ら親を選んでその母胎に宿り、生まれてきた」と言う事例に注目する。そして、われわれはみな自らが成長するために、あえて病気や失敗といった課題を自分に課して誕生してくるのだと説く。どんなに不幸に思える人も、みなそうした課題を解きながら、「順調」に人生を歩んでいるのだ、と。
生前の記憶、魂の不滅、前世の縁など、その論調は神秘めいてもいるが、筆者の主眼は人生を前向きに発想転換させることにある。考え方1つで人の心は救われる。現代人にとっての「癒し」とは何かをも考えさせる本だ。
(日経ビジネス1999/5/17号 Copyright©日経BP社.All rights reserved.)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
これが、本書において、著者が読者とともに検証していこうとしている、「人生の仮説」である。
社会の問題が続出し、世の中が行き詰まりを呈している今、また、先の希望の見えない人生に絶望感を抱く人が増えている今、だからこそ、新しい人生観を確立し、我々は強く厳しい現実を生き抜いてゆかねばならない。現代人が持つべき、その「新しい人生観」こそが、今後の人間の「生きがい」となってゆくことを、力強く訴えかける、感動の人生論。
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友人に薦められて手にしたこの本のオビにはそう書かれていました。
「病気を直したい!どうして思い通りにならないの?」そう思っていた私はその言葉に妙に心ひかれ、本を開いたのでした。そのお陰で、出会うべき人たちに出会うことができ、思いどうりに直らない自分の病気に対しても、納得させられる一冊でした。目からウロコが落ちたという感じです。
特にお薦めのところは356ページ~エピローグ~です。ぜひ読んでみてください。心が震えるような文章に出会えることでしょう。
そして、自分に解けない試験問題は無いんだというくだりで、ほっとしました。
物事は自分の捕らえ方で、ずいぶん変ってくるものだなぁ~と感心させられました。
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