本書は今年6月21日に行なわれた京都大学での講演をベースにしており、飯田先生の提唱する科学的スピリチュアル・ケアの基礎知識、情報(背景)、仮説、有効性、提言の説明から成っています。
京都大学に講演を依頼されたとのことで、飯田先生の「生きがい論」は信憑性を増し、世間的にも認められてきているのではないでしょうか。
本書は、怪しいものと思われがちな「スピリチュアル・ケア」を学術論文のように構成立てて説明することで、初めて飯田先生の著作物に触れる方、またスピリチュアルなものに興味のない方、更にはスピリチュアルなものに抵抗のある方にも、理解をしやすいと思います。
私は今年10月21日に東京のシビックホールで行なわれた講演を拝見しましたが、学術的な発表としても素晴らしい内容でした。
以上のように、世の中への影響を考慮した内容となっており、飯田先生の「生きがい論」を薦めるときに最も誤解がなく伝わる作品になっていると思います。
本書で紹介されている5つの仮説(「死後生仮説」、「生まれ変わり仮説」、「ライフレッスン仮説」、「ソウルメイト仮説」、「因果関係仮説」)は複数の根拠(本書で紹介されています)に支えられており、信頼性も高いです。
愛する人を亡くした方や障害や病気で苦しんでいる方など、生きる希望をなくしたり、苦しんでいる方に是非読んで欲しいです。
ちなみに、飯田先生の他の著作物もお薦めですので是非読んでみてください。