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生きいそぎ (集英社文庫(日本))
 
 

生きいそぎ (集英社文庫(日本)) [文庫]

志水 辰夫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

人生の黄昏どき。ひとは帰るべき故郷がある。
定年を迎えた私。妻が出奔してしばらく経つが、あるきっかけでその死を実感する。姉の五十回忌で語られる、遠い日々。人生の黄昏どき、男と女が静かに過去を振り返る珠玉の抒情短編集。(解説/杉江松恋)

内容(「BOOK」データベースより)

定年を迎えたり、親しい友人が亡くなったり、親やきょうだいの法事に集まったりするとき、ふと胸をよぎるのは、幼かった頃のことや、最も輝いていた時期のことだ。人は皆、戻るべき故郷があるというけれど、戻ればそこは、変わり果て居場所さえもままならない。でもまた生きてゆかなければならない。老いに向かう人生の「秋」を叙情豊かに描く短編小説集。

登録情報

  • 文庫: 320ページ
  • 出版社: 集英社 (2006/2/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087460126
  • ISBN-13: 978-4087460124
  • 発売日: 2006/2/17
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 309,282位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
相変わらずの「短編の名手」だ。著者は自己の作家としてのスタンスとして、短編については否定的であるが、私はおおいに好きだ。全8編、堪能した。

今回の主人公は、社会的にリタイアした初老男子。時として涙をさそい、ギョッとし、引き込まれるストーリー。短編ながら相変わらずの濃密なストーリー展開は凄い。

おすすめはラスト『赤い記憶』か。男として、母への思いが、熱く、刹那い。
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By taste_of_honey トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
人生の折り返し点をとうに過ぎ、余生と言われる時期に主人公たちに起こる日常を鋭く抉った短編集。

誰にだって人には話せない、墓の中まで持っていこうと決めた秘密がある。
小説の世界なわけだから、フィクションであるという前提ながら、
みんな業の深い人生を生きているのだ・・・という思いを抱かずにはいられない。

8編の中では、個人的には「五十回忌」を推す。
雷雨の中に幼少の記憶が甦るくだりは、鮮やかにそのシーンが浮かび上がるほど見事。
ラストは鳥肌が立つほどだった。
短編ドラマでの映像化もできそう。

シミタツの文章は、物語の進行上どうしても必要になる説明的部分が極めて少なく、
しかもスムーズに読ませながら伝えるという高度なテクニックが冴えていて、
上手いなあ、と感心させられる。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By lemonerika 殿堂入りレビュアー
形式:単行本
8つの話からなります。定年後の男が中心の話がほとんどです。
男と女の情の話、男の過去とのおりあいの話などです。
志水節は、あいかわらずで、「こんな文章が書きたい」と思わせます。
ただ、ちょっと暗めの話ばかりです。話自体は、筋、内容、構成等、上手いなぁ、と思わせますが、読んだあと、あんまり、よい気分には??でした。

あと、話の主人公と年齢が違うためか、ピンと来なかった話が多かったです。年齢が近ければ、もっと、うなずける話が多いのでしょうか。

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