著者はパリ生まれの地質学の分野で世界的な科学者。
この本は現在環境問題が年々悲観的にヒステリックなっていることへの抗議、そして冷静になり問題の本質を見極める必要があるということが強く述べれられている。それは、著書が述べているが、環境問題を解決するには、エコロジーというものを厳格に分析もせずに、時代を逆行すればよい。経済発展をこれ以上しなければよい、という意見が多数いたからこの本を書くことになったということも述べている。これは、先進国側から見た視点である。それでは、貧困で苦しんでいる人たちは?ということになる。彼らには経済発展が必要不可欠である。何故ならば生きるか死ぬかの問題であるからだ。彼らを抜きにして
環境問題は解決できない。読み進んでいくうちに、いかにメディアの影響力が大きいく、誇張して報道をしているかということが問題ということもよくわかる。環境問題の本質というのは、受け身ではなく、自分の頭で情報を得て、考えて、解決への道を探すことが
いかに大事かということが非常に勉強になった。
(本の中身としては以下の項目が書かれている)
気候変動、生物多様性、エネルギー、遺伝子組み換え作物、都市部のエコロジー、エコロジーと経済と多種多様に書かれている。