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ローマクラブの「成長の限界」の発表から今まで、環境問題はずっとクローズアップされてきたし、今後もそれは変わらないだろう。しかし、今ではボランティアや個人などと活動主体も活動内容も固定化されてきた。何より「地球のため」という大義名分はそれだけで正義であったが、その内容には絶対的な正義であるが故の説得のなさもあったような気がする。だからこそ、本書が説く環境倫理学は私達に環境問題の本質までをも問いかけてくる。そして環境倫理学は環境問題だけではなく、今までの近代主義の是非までも揺るがしていることも筆者は言及している。
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