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環境リスク学―不安の海の羅針盤
 
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環境リスク学―不安の海の羅針盤 [単行本]

中西 準子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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環境リスク学―不安の海の羅針盤 + 食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点
合計価格: ¥ 3,990

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

環境にとって大切なものは何か?ダイオキシン、環境ホルモンなどの環境問題に真摯な態度で取り組んできた著者の航跡をたどる「最終講義」(1章)、「環境リスク学」の分野を切り開き、リスク評価の先をも見渡す2章ほか、中西リスク論のすべてがここに結実。

内容(「MARC」データベースより)

ダイオキシン、環境ホルモン等の環境問題に真摯に取り組んできた著者の航跡をたどる講義録、環境リスク学の分野を切り開き、リスク評価の先をも見渡す論考等、中西リスク論の全てを結実。環境にとって大切なものを改めて問う。

登録情報

  • 単行本: 251ページ
  • 出版社: 日本評論社 (2004/09)
  • ISBN-10: 4535584095
  • ISBN-13: 978-4535584099
  • 発売日: 2004/09
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
42 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By マキ
形式:単行本
確かに面白い。
それだけでなく、こんな学者人生もあるのかと小説以上に引き込まれた。そのうち知らず知らずのうちに現在の環境問題の先端知識を受け渡されている事に気づかされた。

著者は23年間という万年助手の身分での冷や飯を、何事も無かったがごとく記述している。そんな事はあるまい。苦しかったに違いない。悔しくもあったろう。
そうした著者を見て育った東大都市工学科の後輩は、「あんまりこだわると冷や飯を食うことになるな」と考えたろうし、著者に同調した学生は学外でタフに活躍しているに違いない。

宇井、中西両氏が去ったあとの都市工学科はその存在感が無いに等しいくらいあまりにも薄い。著者の都市工学科時代の研究のダイナミズムが今は社会的にさっぱり聞えてこない。縮小再生産段階に入り込んだのだろうか。著書を読むとそんな感じを抱かせる。

ダイオキシン問題、環境ホルモン問題、そして今現在のホットなBSE問題、いずれの問題もファクトの追求がこれほど困難を伴うものとは考えも及ばなかった。 自分も含む大衆は感覚、情念で事を捕らえる。 ダイオキシンにせよ、環境ホルモンにせよ、少し沈静化したいまは書かれている事を素直に受け取れる。しかし、それぞれの問題がクレージーに吹き荒れた頃自分はどうだったっけな。もう忘れてしまったけど。

ともかく物事を冷静に判断するよすがとして、先達の類まれな経歴、研究を一読するのに不足は無い本だ。そこらあたりの若い学者先生から高校生まで一読おすすめ。5つ星。
読んでみて損したと思ったら、あなたの受信機壊れてない?

このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ライブ! 2004/10/8
By kaz-p VINE™ メンバー
形式:単行本
著者の、自ら「問題」と設定してきた問題に対して、
想像を絶する真摯さで取り組んできた経験が、
ライブ感あふれる語り口で述べられており、
まさに「最終講義」にふさわしい内容です。

ことほどさように自分の信念に正直に生きてきた過程には、
恐らく文字に表しきれないほどの覚悟が要ったものとの想像は、
難くありません。

著者の取り組んできた問題の性質上、
本書で述べられている意見そのものが永遠不滅のものとは
思われませんが、その取り組んできた姿勢は、
おそらく永遠不滅のものとして語られ、継承されていくべき、
との思いを持ちました。

あらゆる分野の研究と、環境問題に取り組むことを
志す全ての人にお勧めです。

このレビューは参考になりましたか?
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
自伝的側面もあるので、読み物として面白い。また、リスク論に対する考え方が安定していていろんな切り口で説明しているので、一冊読むことで理解がすんなりできる。

ただちょっと気になった点。

本書ではリスクを
1.科学的評価リスク
2.意志決定のためのリスク
3.国民が抱く不安としてのリスク
と分けている。

1と2については今までの著者の活動から浸透していく様子がわかるのだが、3の解明がなされていない。

BSEを事例にしているのだが、1-2の観点からするとアメリカに対する全頭調査は確かに不要であろう。しかし、3の観点からすると、これだけ偽表示が跋扈する現在の食肉産業でうまくまわっていくのか?という疑念が発生してしまう。
本来やるべきことをやっていない事例は、食品だけでなく自動車業界や原子力などで発生しているのは周知の事実。
このように科学的リスクが実態としては故意に曲げられうる可能性があり、それが国民が不安を抱くリスクの一つであることを考慮されていないのは残念だ。

なお、著者のサイトには書評のリンクがある。気になる方は是非チェックを。

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投稿日: 11か月前 投稿者: やじー
党派性を排した姿勢が多くの人を惹きつけた
リスク学の評価もさることながら、自伝的部分からにじみ出てくる著者の人間的魅力に感銘を受ける。都市工学科の万年助手から一転この分野の泰斗と目されるに至った経歴には驚... 続きを読む
投稿日: 2009/1/15 投稿者: QР
池田信夫blogで取り上げられていた。
有名ブログの池田信夫blogのコメント覧で取り上げられていたので、手に取った。
が、もちろん環境問題の専門領域の本なので文系には難しい。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/21 投稿者: 黒木 学
バランス感覚が素晴らしい
知らなかったなあ、こんな人がいるなんて。不勉強だった。本書は退官記念講演の内容や、あちらこちらに書いたもののまとまりで、構成は雑駁であるが、そのおかげで読みやすい... 続きを読む
投稿日: 2007/11/24 投稿者: shibchin
「化学物質」リスク学
まずは,我々の常識を変えなければならない.... 続きを読む
投稿日: 2007/5/5 投稿者: chit
よりよいやり方を指し示している。
サブタイトルにも「羅針盤」とあるのですね。... 続きを読む
投稿日: 2007/2/12 投稿者: Frypan
数字と現場に立つ環境論
一般に、環境問題を語る際には主に(1)「(事実に基づいた)数字(統計)」により語る(2)「現場(の人と物)」に関する知識により語る(3)「形容詞」に基づいて語る、... 続きを読む
投稿日: 2006/11/11 投稿者: カスタマー8
二元論を超える学問
... 続きを読む
投稿日: 2005/9/6 投稿者: 漆原次郎
読んでもいいとは思いますが
著者のリスク評価の考え方にはなるほどと思いました。この手法が広く認
知され、共有されればよいでしょう。そうすれば余計なパニックは抑えら... 続きを読む
投稿日: 2005/5/15 投稿者: casanegra
娯楽にもなる
リスクという基本的な考え方を教えてくれる良書である。
消費者や、マスコミがゼロリスクを求めることの愚かしさが、... 続きを読む
投稿日: 2005/5/10 投稿者: ykk_jp
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