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環境の価値と評価手法―CVMによる経済評価
 
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環境の価値と評価手法―CVMによる経済評価 [単行本]

栗山 浩一
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

生態系破壊の損害を金額で評価するCVM(仮想評価法)の理論的背景の検討とわが国の湿原・河川生態系を対象とした実証分析に基づき、新たな生態系保全政策を提唱する。

内容(「MARC」データベースより)

生態系破壊の損害を金額で評価するCVM(仮想評価法)。その理論的背景の検討と、わが国の湿原・河川生態系を対象とした実証分析に基づき、新たな生態系保全政策を提唱する。

登録情報

  • 単行本: 279ページ
  • 出版社: 北海道大学図書刊行会 (1999/04)
  • ISBN-10: 4832960113
  • ISBN-13: 978-4832960114
  • 発売日: 1999/04
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 CVM(仮想市場評価法)は、1990年アラスカ沖「バルディーズ号」原油流出事故における失われた環境の価値を測定したことで、注目され始めました。昨今では、環境問題が大きな話題となっていて、それらに対処するための様々な科学技術が開発されてきています。しかしながら、環境破壊・環境修復に対する我々住民の評価額は漠としています。これに対し、環境破壊に対して我々が受け取りたい補償額(WTA)もしくは、環境修復に対して払ってもよい意志額(WTP)を、定量的に測定する方法が、実際の運用例とともに詳しく書かれています。またCVM以外の環境評価手法についても簡単にふれているので、環境経済学の外観をつかむこともできます(トラベルコスト法・ヘドニック法・代替法・直接法)。

 ただし、内容を正確に理解するためにはミクロ経済学と統計分析の基礎知識が必要になるので、経済学分野の嗜みがある方にお薦めです。

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By just
形式:単行本
環境の利用価値評価、汚染による損失評価が主に展開されている現代において、非利用価値という価値評価に経済学を用いて理論的評価を試みる貴重な書。

環境の非利用価値はバイアスの問題、それに関連する評価の信頼性の問題が指摘されている。

それを踏まえてこの書では、次の点が優れていると評価する。

・経済学において環境価値を考える場合の一つの理論的考察がなされていること
 このことは非利用価値を考える人に限らず、環境価値に興味がある人々にとって、環境の経済学的価値を考える際のひとつの基礎的な知識として有益だと思う。
 経済学に抵抗がある、という方でも理論的な章以外の部分を読むことでこの点を概観できるので、知識の幅を広げるには有用であると感じた。

・環境の非利用価値評価をめぐる議論に正面からぶつかっていること
 議論の多いこの分野で科学的に明らかな点とそうでない点との棲み分けを明確にし、妥当な評価を導くために必要なことは何かについて論じている。
 読者として注意すべき点は何処にあるのか、はっきりと認識できるため、このような論述は理解を助けてくれる。

繰り返しになるが、経済学に抵抗がある方でも有用であると思う。実際、数式を用いた経済学の理論的洞察は1/3-1/4くらいだろうか。

環境価値について知識を広げるための書として、一読してみては!
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