本書は日本とドイツをいろいろな側面から比較し、日本にあったエコロジーのスタイルを探求した本です。
本書の問題設定は、ドイツは本当に環境にやさしいのだろうか、そしてドイツのやり方をそのまま日本に輸入しても果たして効果があるのだろうか、という点です。自然観や社会観、生活習慣や消費指向、工業製品の質に至るまで事細かに検証して、両国の共通点と相違点を見事に浮き彫りにしています。
本書を読み、日本なりのエコロジーについて深く考えさせられました。同時に、ただ進んでいるだけと言う理由で同じ方法を導入することの危険性も認識することができました。ドイツはドイツなりにエコロジーについて取り組んできたので、日本も日本なりに取り組む必要があります。本書では様々な角度で比較・分析がしてあるので、幅広く考えることができると思います。
環境問題について真剣に考えたい人にオススメの本です。