著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
兒玉 絵里子
東京都出身。博士(文学)(早稲田大学)。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(美術史)専攻修士課程修了。東京国立博物館学芸部工芸課染織室非常勤職員、重要無形文化財「紅型」保持者玉那覇有公主宰・玉那覇紅型工房、浦添市美術館嘱託学芸員を経て、(財)海洋博覧会記念公園管理財団学芸員。沖縄国際大学南島文化研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
About this Title
「研究に取り組むたび、心によぎる言葉がある。沖縄県外出身者である筆者を常に温かく迎え入れて下さった大城貞成氏(故人)が、まっすぐに私の目を見て言われた一言である。「紅型のことを誰かに書き残して欲しいと、末吉安久先生は常々語っていた。」遺すべきものは何か。琉球紅型とはどのようなものか。従来、限られた伝世品や表現を中心に語られてきた紅型において、各紅型師の表現と特質、系譜の内実を明らかにすることは、今後沖縄で新たに生まれる紅型をも、より深い内省と展開に導くものと考えられる。この研究が、恩師 玉那覇有公氏をはじめとする県内の多くの方々、沖縄県内での約十二年間の調査を支えていただいたすべてのご恩とご指導に対し報い、琉球王国の民族の心である「紅型」に寄与するものであることを心から願っている。」(まえがき より)