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琉球王国 (岩波新書)
 
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琉球王国 (岩波新書) [新書]

高良 倉吉
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

一五世紀初頭,琉球に統一王国が生まれた.以後四百年に及ぶ琉球王国である.博多・釜山,福州・広東,さらにルソン・アユタヤ・マラッカを結ぶ「海の道」を支配した王国の最盛期とはどのようなものであったか.気鋭の歴史家が,成立・展開・衰退の過程をたどりつつ浮かび上がらせる王国像は,まことに興味深い.

内容(「BOOK」データベースより)

一五世紀に成立し、明治政府に併合されるまで、四百年に及んだ「琉球王国」とはどのような世界であったのか。中国・朝鮮からマラッカ・シャムをむすぶ「海の道」の中核となった琉球王国の黄金時代、「古琉球時代」を中心に、気鋭の歴史家がその全体像をときあかしていく。現代的関心と切り結ぶ、鋭い問題提起にみちた意欲作。

登録情報

  • 新書: 207ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1993/1/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4004302617
  • ISBN-13: 978-4004302612
  • 発売日: 1993/1/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dvrm トップ100レビュアー
形式:新書
 アイヌや北東北についても共通するが、琉球・沖縄は本州の畿内および関東から見ると辺境に属しているので、日本史の語るストーリーからすれば挿話的に扱われがちで、全体像をつかむのは簡単ではない。それでも前々から琉球・沖縄には興味があったが、今回本書を読んでみて、琉球王国についてはある程度の輪郭を描くことができた。

 本書の構成は序章、第一章、第二章、以下第五章までと、終章の全七章に分かれているが、それぞれの章によって記述の方向が違っているので注意が必要だ。序章では琉球王国についての本書を書こうと思った動機を、第一章では沖縄研究の草分けとして伊波普猷と河上肇の二人を挙げてその研究姿勢を明らかにし、その問題意識をついで後続の第二章で古琉球、文明のあけぼのから17世紀初頭の島津氏による首里城占領までの歴史を纏めていく。第三章では、琉球王国が明の冊封体制に組み込まれることで東アジア、東南アジア、南アジアにまで広がる貿易ネットワークを一身に担った事実を鮮明にする。

 そして、第四章と第五章、この二つの章が独特な記述になっていて、歴史家である著者の、辞令書解析を通じた琉球王国内部の組織形態を探る論考がここに充てられている。以前の四章分の記述とはタッチが違うので戸惑ったが、ここはそういう性質の章だと思えば興味深く読める。終章では、琉球史自体の意義と、日本史から見た琉球史の意義、琉球史から見た日本史の意義について触れられている。

 史実としての琉球王国の存在は、その地域自体にとっての意義もさることながら、王国の誕生の経緯から見ても、その後の王国の推移から見ても、中継すること・つなげることが王国を隆盛に導き、衰退にも追い込んだことを教えてくれる。現在の日本の目線で言えば西南の果てという捉え方になるかもしれないが、本来は本州と中国、中国と東南アジア諸国などを結ぶハブとしての機能を受け持っていたこと、うっすらと聞いていたそんな説明を具体的な構図として理解することができた。王国の機構も、そんな王国のあり方に規定されて出来上がっていたことも。

 次は北東北やアイヌについての著作を読みたくなってくる、日本のイメージをまた新たにしてくれる一冊。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
昨年末に沖縄に旅行しました。琉球王国なんて名前丈しか何も知りませんでした。読んでいくうちに次々と目を開かれる思いで、いつも日本側(薩摩や長州等)からしか見ていなかった事を恥ずかしく思いました。素晴らしい文化、歴史等々本当に楽しく読みました。旅行中は、この本を読んで来た事がどんなに助けになったか分かりません。 冬場はお天気に恵まれなかったので、出来れば夏の混まない時を見て、また是非沖縄を訪ねたいと思っています。青い海や白い砂浜を見てみたいですから。
沖縄に行かれる方、絶対この本を読んでから行かれることをお勧めします。
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Ryukyu Kingdom 2012/2/29
By kaizen #1殿堂
形式:新書
トラッドジャパンというNHKのテレビ番組で,
琉球をRyukyu Kingdomと訳していた。
なるほど,琉球といえば,琉球王朝のことを指すのだと。

琉球王朝は,中国,台湾,琉球,日本という連鎖の中で,
どのような地位を占めていたかという観点で理解するとよいのかもしれない。

沖縄に行く前に読んでおきたかった。
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