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理系のための英語論文執筆ガイド―ネイティブとの発想のズレはどこか? (ブルーバックス)
 
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理系のための英語論文執筆ガイド―ネイティブとの発想のズレはどこか? (ブルーバックス) [新書]

原田 豊太郎
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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   英語を書くのは難しい。一般のビジネスにおいてもそうだが、特に表現の正確さが要求される科学技術の世界ではなおさらだ。本書は英語論文を書きはじめたばかりの技術者や理系学生が、誤りのない英語らしい文章を書くためのノウハウをまとめたものだ。おもに日本語と英語の表現の違いにスポットを当て、どの技術分野にも共通して適用できるライティング・テクニックを20のポイントに分類して紹介している。

   日本の英語学習者に共通の弱点である「冠詞」、日本語にない「隠れた主語」、「単数か複数か」といったベーシックな課題から、「数学表現」や「科学論文を書くときの注意点」など技術系ならではのテーマにまで及ぶ。たとえば、「隠れた主語を探せ」で取り上げられるのは、「この理論では、物質の挙動を説明することができない」という例題。これを英訳する場合、大半の人は“One cannot explain…”と始めてしまうだろう。しかし、これでは英語らしい文とはいえない。発想を切り替えて「この理論」を主語とし、“This theory cannot explain the behavior of matter.”とすれば、ネイティブにも読みやすい英文になるとアドバイスする。

   ほかにもこんな例がある。「専用の電話回線は、データを56kbpsで送ることができる」。「専用の」に当たる形容詞を辞書で探すと、exclusive、private、personalなどが候補としてあがってくるが、この場合にはどれもしっくりこない。ここは“dedicated telephone lines”と表現すべきなのだが、dedicatedをこのように使う例がどういうわけかほとんどの辞書に載っていないという。

   本書は全編にわたって、「日本語の例題」、「誤訳の提示と解説」、「正しい英訳」という演習形式のスタイルで構成されている。通読するだけでも得るところは多いだろうが、できるなら例題を自分で英訳して、解説を読みながら自己添削してみたい。英語のライティングを実体験することで、さらに大きな効果が期待できるはずだ。(成重 寿)

出版社/著者からの内容紹介

初めて英語論文を書く人でも大丈夫!
「超」実践的トレーニングブック

何気なく使ってしまう表現で、せっかくの論文を台無しにしないで。
苦労に苦労を重ねてやっとるかんだ「結論」を発表するのに、It is conclubed that...とやってしまうと、意味が違ってしまう。「~に関して」を、Concerning...と書くのも間違い。深く考えずに書いてしまう英文が、あなたの論文を読みづらくし、価値を低くしている!日本人がつい間違えてしまう20のポイントを、ネイティブとの発想の違いを解明しながら徹底解説。論文のみならず、英文を書くすべての人に役立つ実践的ガイド。

●日本語で書いた原稿を英文化する際の注意点がわかる。
●「いかにも日本人が書いた英文」から脱却できる。
●意味を取り違えられるなど、論文を台無しにする「誤用」が防げる。
●わかりにくかった冠詞の用法が身につく。
●名詞の単数と複数の使い分けに迷わなくなる。
●「数えられる名詞」と「数えられない名詞」の使い分けに強くなる。
●表現の幅を広げ、質の高い英文が書けるようになる。

登録情報

  • 新書: 304ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/3/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062573644
  • ISBN-13: 978-4062573641
  • 発売日: 2002/3/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
46 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 日本人が英文を書く上でなかなかつかむことのできないネイティブスピーカーの発想について,大変わかりやすく書かれた本です.こういった発想で書かれた書物を読むことなしには,普通の日本人にとってまともな英作文をできるようになることは不可能だと思います.

同じような発想で書かれた本としては,名著の誉れが高い「日本人の英語」と「続日本人の英語」(共に岩波新書,マーク・ピーターセン著)があり,どうしてもこれらと比較して読んでしまいました.その感想ですが,やっぱり,日本語を大変良く知っているネイティブスピーカー(ピーターセン)よりも,英語を大変良く知っている日本人(この本の著者)が書いた方が,日本人の「わからなさ」の感覚にはぴったり来ますね.また,おかしやすい間違いについてたくさんの問題でトレーニングしてしてくれる点も,大変優れていると思います.ただ,日本人が間違いをおかした英文が,「英語としてどういうふうにおかしく感じるのか」,についていきいきと教えてくれる点についてはピーターセンの勝ちだと思いますが.

 いずれにしても,自分で英語論文を書く必要に迫られている理系の大学院生から,どうにか論文らしきものは書けるようになったがまだまだ迷うことが多い若手の研究員や大学教員まで,必携の書だと思います.自分の学生や元学生たちにもこの本を薦めています.私が人に勧めるとすれば,これまでマーク・ピーターセン著の2冊と「理科系の作文技術」(中公新書,木下是雄著)の3冊だったのですが,これで4冊になりました.

このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kaizen #1殿堂
形式:新書
英語の論文を書いたことがある人なら、思い当たる節がある事が多い。
「〜と思われる」をmay, mightなどで表現した
「〜と考えられる」にit is considered thatあるいはit is thought thatの構文を用いた
「〜に関しては」という文頭にas to, concerningを文頭に持ってきた
名刺を単数形にするか複数形にするかで悩んだ
を紹介している。この4つはずばり思い当たります。

また、
provide A with B
examine A for B
involve
require
make - possible
など、使うとそれらしい構文の紹介がある。

これは、かなり強力な助けになる。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
役に立ちます 2004/1/30
形式:新書
~新書でコンパクトに纏められている割に、得られる情報量は非常に多いです。
日本人の間違いやすいポイントが非常に簡潔に纏められています。
何度か読み返したのですが、ずっと手元においてあります。
まだ論文初心者なので、
英語で論文を書く際、日本語だといえる言葉がなかなか書けないのは当たり前のようにたくさん出てくるのですが、
~~
そういうときに最初にこれで目次か索引で何となく似た表現の載っていそうなところを探して参考にしています。
そういう使い方でも十分役に立っていると思います。~
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最近のカスタマーレビュー
日本語について考えさせられる。
英訳においては、日本語の飾り(意味をもたない)を動詞化する人が多い。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 社会の癌
英語論文の執筆に大変役に立ちます
英語論文を執筆する際に、非常に役に立ちます。

日本人がよく使用する不自然な英語表現を指摘し、... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: あーちゃん
時制をはじめ,さまざまな英語らしい論文表現についての本
英語の論文を書くとき,構成と表現の両方が課題になるが,この本は基本的に後者だけをあつかっている. さまざまな英語らしい表現が紹介されている.... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: Kana
お手軽さはよい
前から読んでいったら途中で挫折する可能性が高い。それほど読みにくい。構成の問題だが。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: VC530000
理系に限らず、また論文に限らず
よい本だと思います。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/26 投稿者: massimiliano
小さな学術本
ブルーバックスなので、読み物の感覚が強い構成になっていますが、やはり通し読みにはヘビーです。大学の厳格な先生の講義を聴いている感じでしょうか。ギッチリ内容があるん... 続きを読む
投稿日: 2008/7/10 投稿者: tomo
情報満載
予想していたよりも内容が豊富でした。

すべてを消化するには、
かなりの努力が必要ですが... 続きを読む
投稿日: 2008/1/2 投稿者: あにも
作文の参考になります。
... 続きを読む
投稿日: 2005/11/22 投稿者: ボルトン
冠詞の解説には脱帽
特に最初の3章(名詞や冠詞についての解説)が興味深い内容でした。... 続きを読む
投稿日: 2004/8/8 投稿者: museclassica
固いです・・・。
例題を解きながら、日本人のおかし易い間違いを解説していく本です。... 続きを読む
投稿日: 2003/11/7 投稿者: 大橋
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