内容紹介
自然科学を全分野にわたって集約した「自然界の辞典」。
<改定・更新情報>
■ 暦部 理科年表暦部では大正14年(1925)の創刊以来、旧東京天文台大子午儀跡を東京の経緯度の基準点としてきましたが、今年、『平成22年版』より日本経緯度原点の値を採用。理科年表で採用する経緯度の報告とともに、経緯度の歴史を解説。
■ 天文部 「すばる望遠鏡10年の成果」と題し、この10年間の観測成果を紹介。また2006年のIAU総会で決定した太陽系の惑星定義を受け、それに伴う和名統一の流れを解説。
■ 気象部 集中豪雨による各地の記録的降水量や、温暖化・都市化の影響も考えられる最高気温の更新など、異常気象が相次ぎ、観測史上記録更新のニュースを耳にする中、2008年までの最新の情報に更新。また、再統計や統計切断により過去の値も変更収載。
■ 物理/化学部 おもに、物理学上、化学上の発明・発見の表を更新。物理学では、光速度の発見者カッシーニを追加したほか、南部陽一郎先生の自発的対称性の破れを追加、化学では、約50個の元素についての発見者と発見年を追加。
■ 地学部 地球楕円体に関する計算式を改訂。また、日本のおもな地理情報(山の標高、河川、湖沼など)を最新データに更新し、市町村合併に伴う面積の増減、人の流動による地方都市の人口減少および首都圏、大都市部の増加など、最新の情報に更新。海洋関連では、世界の海構図を最新のものに変更。地震関連では、2009年に公表された最も新しい震度階級の解説表(震度1は、「屋内で静かにしている人には、揺れをわずかに感じる」など)を掲載。また、今年8月11日に起きました、東海地震の前兆と心配された駿河湾沖の地震情報も追加。火山関連では、昨年2008年に噴火した世界の火山の一覧表を新規掲載。
■ 生物部【生命科学トピックス】平成22年版では、下記2テーマを掲載。私たちの身近にあるようでいて実はほとんど何も解明されていないに等しい深海。地球最後のフロンティアとして、宇宙と同じくらい謎が多い深海についての解説や生物学の急速な発達に伴って急務とされている生物分類樹データのデータベース化など、最先端の情報を紹介。
(1)「深海と生命」、掘越弘毅先生(独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC))
(2)「生物分類樹データベース化(仮称)」、五條堀孝先生(国立遺伝学研究所)
■ 環境部 気象庁観測の環境データを更新。年々暑さが気になる国内の真夏日・熱帯夜のデータ、温室効果ガスの排出状況の推移、黄砂現象の定義を解説した文章を追加し黄砂の観測のしかたにも言及するなど、蓄積したデータと経年変化から、地球環境の変化がわかります。その他にも、ゴミ、廃棄物、リサイクルデータも最新の情報に更新。
■ 附録 ノーベル賞各賞の受賞者と受賞理由が1901~2009年まで(本年度受賞者の最新情報も掲載)の109年間分を掲載。
内容(「BOOK」データベースより)
すばる望遠鏡10周年!10年の成果を解説。地球温暖化、異常気象、大地震、…いま地球で起こっていることが理科年表からわかる。